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引き分けの価値について

 昨日、ラグビーの日本選手権があった。東芝府中とNECが6対6の引き分けで両者優勝となり、東芝府中は2年ぶり5度目、NECは2年連続3度目の日本一となった。雨にたたられて、オープン攻撃よりも確実なフォワード戦に終始し、またミスも多く、今シーズンを締めくくる試合としてはかなり物足りないものだった。 

 トリノ五輪もなんの感慨もないまま閉幕した。僕にとってカーリング以外に印象に残ったのは開会式だった。(荒川静香の金メダルといわれても、昔からフィギュアスケートや体操、シンクロみたいに審判員が採点するスポーツは、はじめから興味が沸かないのだ。) 引退したはずのパヴァロッティが「トゥーランドット」のアリア「誰も寝てはならぬ」を熱唱した。 残念ながら原調よりも半音下げていたようだった(?と思う)が、あの寒さの中で、よくもあんなに声が出るものだ。 彼が出てきたことにはオノ・ヨーコやフェラーリのF1マシンの登場ともども正直ビックリだった。 選手の入場行進曲も、お馴染みの懐メロポップス、それもイタリアとはほとんど関係ない、と言う意味でとてもグローバルな演出だった。 アルマーニが演出したのだそうだが、さすがに世界をまた駆けて評価される人間だ。 

 さて、ラグビーのほうに話を戻そう。 一つ大いに気になったことがある。 試合後、日本ラグビー協会の会長である森喜朗前首相が「カップを二つに分けるわけにはいかないし、決着をつけた方がいい」と延長戦の導入について前向きの姿勢を示した、と報じられたことである。 以前にも書いたが、ラグビーは予め定められた時間内に全力を尽くして闘うことをポリシーとしてきた筈だ。 引き分けだったということは、試合として面白くなかった、ことにはつながらない。 引き分けとは双方が互角の力だったことの証明であり、あえて勝ち負けにこだわることなど、ラグビー精神の風上にもおけないと思うのだ。

 ラグビーは例えばバレーボールやテニスなどどちらかが勝たなければ終わらないスポーツと違って、制限時間がくれば必ずゲームオーバーとなるスポーツである。 ということは、「引き分け」という結果を肯定しているスポーツだということだ。 勝つか負けるかだけではなくて、互角であることも結果として尊重しよう、何故なら、ノーサイド(試合が終われば、みんな同じスポーツを愛好する友達なんだ)の精神がその背景にある、ということを忘れてはならないのではないだろうか? さすがに首相在任中にいろんな頓珍漢な発言で失笑を買った御仁らしいが、協会のトップがいきなり、そんなことを口にするのは軽率以外のなにものでもない。 ワールドカップの日本招致のために会長に推されたのだろうから、その招致に失敗した以上、責任を取って、早くお辞めになっていただきたいものですね。

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酉の五輪

 暖かくなったり、寒くなったり、春近しといった陽気になってきた。明日は雪らしい。トリノでの冬季オリンピックは、まだ日本勢はメダルなし。なにやら得体の知れない国の名前がメダル獲得ランキングに並んでいるのを見ると、なんとなく悔しいものだ。日本中にトワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」が流れ、笠谷たちの日の丸ジャンプ隊の金・銀・銅メダルの表彰台独占に沸いた札幌オリンピックは時差がなかったので、当時の中学校では、毎日、オリンピック中継を教室で見て、応援したものだ。

 最近は相撲でも日本人力士の優勝は稀有な状況となっているしな。別に法律で決まっているわけではないのに相撲は国技だ、なんて言って、土俵に女性は上げないのに、外国人は上げちゃうんだね。アメリカの国技と言われているアメリカンフットボールの世界選手権では、過去に開催された2回とも日本が優勝してしまったり(ただし、アメリカは不参加だった)と非常に日本のスポーツ界もグローバル(?)になってきた割には保守的な側面もあって、(でも、柔道着が青くなったりするのはどうも未だになじめないものだ)、そのうち、ニューハーフの力士とか、性転換したり、性同一性症候群の力士とかでてきたらどうするんだろうね。

 話は変わるけど、カーリングという競技、果たしてオリンピックに相応しいスポーツといえるのかどうかは置いておいて、結構夢中になってTVにかじりついてしまった。なんといっても、他の競技と違って、選手がヘルメットをかぶったり、ゴーグルをつけたりしないて、素顔で競技しているのが面白いと思った。試合中の表情がとてもいいのだ。その選手の表情に思わず引き込まれてしまうことがかなりあって、感情移入の激しい自分としては、本当に一緒になってプレーしているような感じだった。だからといって、試合終了後に、廊下に行って、漬物石を滑らせるなんてことは考えもしなかったけれど・・・。

 なんといっても、他の競技のように、身体的なハンディキャップであるとかはあまり問題にされないし、番狂わせも起こりやすいので、けっこうこれからブームになるのではないかな。

 

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鴻巣びっくりひな祭り

大抵、「びっくり○○」なんていうキャッチコピーのあるものを見て感じるのは、「ふう~ん」という醒めた感慨なのだが、これは正直スゴイ! 感動する! 「ええ、こんなことやっちゃっていいの~? ウソやろオ~?」と誰でも我が目を疑う筈です。P2180052

「鴻巣びっくりひな祭り」
高さ5.74メートル、1,345体のひな人形をのせた四角垂26段飾りは、まさに見上げるようです。昨年、ひな壇の高さで日本一に認定されたとか、ということは日本にしかひな壇はないのだから、ギネスものですよね。それ以外にも、日本一大きなひな人形があったり、市役所がひな人形軍団にのっとられたような感じです。 これがマネキン人形とか市松人形だと、不気味な感じですが、ひな人形の優しい顔なので、結構雰囲気がいいですね。

 とにかく、この話題を掲載しているホームページやブログの多いことも特筆されますが、、不思議なことに鴻巣市役所でやっているのに、市のHPにはなにもありません。 実際にやっているのは、市役所ではなくて、民間の実行委員会なのだそうで、市役所は場所を提供しているだけみたいです。

公式HP http://kounosubina.main.jp/

 鴻巣というところは、かなり保守的な思想の持ち主が多い、と感じていたのだが、こんなものを、それも市役所のロビーでやってしまうところがスゴイ、と思う。 とにかく、市役所の正面玄関から、まるで兵馬俑のように、ひな人形がこれでもか、と言う風に迫ってくる。 市役所中がひな人形に占領されたかのようである。

P2180057

鴻巣は、現在ではさいたま市(岩槻区)に取って替わられてしまったものの、戦前まではひな人形の生産では全国ナンバーワンのシェアを誇っていたそうで、人形生産の歴史も岩槻よりも100年ほど古く、今では「ひな人形のふるさと」をキャッチフレーズにしている。 私の高校時代の同級生で岩槻から来ていた友人の家も代々、人形職人だったそうで、おじいさんの頃は、岩槻で生産した人形を元荒川の水運を利用して、鴻巣まで運び、鴻巣雛として高く売ることができたのだそうだ。 人形の頭を作るのに、春日部の地場産業である桐箪笥を製造する過程でできる桐のおが屑を練って作るのだそうだが、それを岩槻で作って、船で運び、鴻巣でその他の部材と併せて組み立てたのであろう。

P2180066 「人形は顔が命」というCMがあるが、以前、田間宮生涯学習センターの副館長さんが鴻巣市の公式ホームページを担当していたときに、ひな人形のページを公開したところ、「○○人形店の人形ばかり使うな」というクレームを別の業者さんから受けたそうで、「見る人が見れば、顔だけで、どこの人形屋さんの人形かわかるらしい」と冷や汗をかいたそうだ。

 ちなみに、上の写真にある「日本一大きいお内裏様とお雛様(高さ70センチメートル)」は、この25日から千葉県勝浦で始まる「かつうらビッグひなまつり」でデビューするお内裏様とお雛様(高さ1メートル)に抜かれて、日本第二位になってしまうので、日本一の栄誉もあとわずかです。お早めにご覧になってください。
でも、勝浦のも製作したのは鴻巣の人形師のかただそうですから、鴻巣人形が日本一であることには変わらないみたいです。

 びっくりひな祭りの開催期間中(3月4日まで)の土日は、市役所の駐車場でパーキングバザールも行われており、揚げたてのこうのすコロッケやメンチ、カレーや焼きそばなどのお店が出て、とてもにぎわっています。 圧倒的な迫力で迫ってくるひな壇を見上げて、甘酒のサービスや、ひな壇を背景にミスひな人形さんと記念撮影ができたり、また、夜になると、以前、紹介したイルミネーションが点滅して、なんとも不思議なひな祭りとなっています。P2180068

 一生に一度は、覗いて見る価値は十分にあるかも!

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マイハニー ヴァレンタイン

本社にいるときとは違って、明らかにチョコレートの数が少ない! 圧倒的に少ないぞ!
おかげで、お返しにあまり頭と財布を悩める必要もないけれども。

う、う~ん、これが義理チョコの世界だなあ・・・・。 最近は「義理チョコ」とは呼ばずに「感謝チョコ」というんだそうですね。 なにしろ、昼休みとかに侵入してくる生命保険とか、諸々の営業関係の女性陣が、現在の勤務地にはまったく寄りつかないしね。 

ヴァレンタインといえば、私は今のカミサンからチョコレートを貰ったことが一回もない。
カミサンと初めてのデートは実はヴァレンタインデーの日だったのだが。

理由は簡単で「私は、チョコレートは大嫌いだから」とのことであった。

カミサンはチョコレートどころか、基本的に砂糖を使ったものが苦手らしくて、例えば、我が家では子どもの誕生日やクリスマスにもケーキの姿はない。決まって、握りずしとか、去年のクリスマスはヒレカツだったなあ。 

それでは、あまりにも子どもたちに夢がなさ過ぎると思って、私なりに、ケーキを密かに買ってきては、カミサンが風呂に入っている隙に食べさせたりしているのだが、とにかく徹底しているのだ。

ヴァレンタインデーなんてものが流行しだしたのはいつごろだろうか? いや、聖ヴァレンタイデー自体は日本でもかなり古くからあった筈だ。 欧米では、愛し合っている男女がいろいろなプレゼントを交換するのだが、「女性から男性に」+「チョコレートを贈る」、という日本独自の風習はいつから始まったのだろうか? そういう理由でホワイトデーなるものは日本以外には存在しないらしい。

 自分が小学生の頃は、そんな習慣はなかった、と思うのだ。 その存在を初めて知ったのは中学生になってからだと思うので、日本ではまだ30数年の歴史ではないのだろうか?

 いまや、ヴァレンタインシーズンに日本のチョコレートの売り上げのかなりを占めてしまうというのだから、物凄いものである。 昔、クリスマスイブの翌25日の朝には、新宿駅のあちこちで、売れ残ったクリスマスケーキの投売り(3箱で千円みたいな)が見られたように、コンビにでも、2月15日には、いろんなチョコレートの安売りが始まる。

 この時期に、大量にチョコレートを買い占めるのが本当のチョコ好きなんだとか。頭いいよね~。

 この前、TVでやっていたが、ヴァレンタインのチョコレートを買う女性の7割近くが、自分用のチョコレートも一緒に買う、それもそれが一番高かったりするらしい。なるほど、それがチョコレートの売り上げを押し上げている一番大きな要因かもしれない。 

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秋篠宮家第三子懐妊問題に思う

 「秋篠宮家に第三子!」という話題で昨日からマスコミがはやしたてる。「あきしののみや」って、かつて、何て言いづらいんだろうなあ、と思っていたが、最近では誰でも極々普通に言えるようになったね。

 まあ、他人の家のことをとやかく言える筋合いのものではないんだけど、紀子さま39歳で誤解任じゃなくて御懐妊。 それも上の娘と12歳も違うんですね~。 うちも上と下の子が10歳違うし、下の子を出産したときの細君の年齢は38歳だったから、状況としては似てるんだけど、スゴイですね~。 号外が出たり、テレビでは、学習院時代の二人の邂逅の場面から、高校時代の同級生がコメントを求められたり、はたまた、お馴染みのなまず屋のご主人が出てきたり、相変わらず、マスコミも皇室ネタが好きですね。 まあ、今回の場合は、タイミングが絶妙というか、最悪と言うか・・・。

 若貴兄弟の骨肉の争いではないけれども、これほど、皇太子兄弟の話題についての報道の格差というのも残酷だなあ。 僕には、今の皇室典範の改正問題については、「男子を産まない雅子さまはダメ!」 というのを言葉を変えながらも賛成派も反対派も言っていることは同じだよ、という感じでしょうがないんだけど。 今回のご懐妊で、今日の小泉首相の発言がトーンダウンしてしまったのは、いってみれば、男子が生まれれば、天皇家という相撲部屋の親方株を継承するのは弟のほうになるんだよ! ということを、典範改正反対派の平沼さんともども認めたことになるような気がするんだけどね。 男系天皇しか認めない、ということは「現在の皇太子は天皇にはなれるけれども、その次の天皇は弟の子どもがなるしかない!」と完全に宣言してしまうんですからね。

 皇太子さん、惨めだろうなあ・・・・。 だって、自分の子孫は将来的には宮家ではなくなってしまうわけですものね。 心中お察し申し上げますよ。 そもそも、一家の跡取りを自分の意思で決められない、なんてことが民主国家の日本で、あってはならない、と思うんですけどね。 (でも、皇族は日本国籍も住民票もないのだから構わないのかな・・・。)

 ある意味、すでに皇族内というか宮内庁内部或いは政府内部では、一部の報道で囁かれているように、皇太子と雅子さまの離婚やむなし、よって、秋篠宮家男子懐妊プロジェクトXが計画・実行された、ということも言えるかもしれないですね。 つまり、「秋篠宮殿下、もう一人頑張ってもらわねばなりませぬぞ」みたいな会話があったのかも。 この仮定でいけば、9月末には間違いなく男子が出産。 日本全国祝賀ムードに沸きかえり、コンビや和光堂などのベビー産業の株が連日ストップ高、なんてことが起こり得るかもしれません。

 テレビでも新聞でも、インタビューされた街の人々は押しなべて「大変、喜ばしいことです」と言っているのだけれども、100人が100人そうではないだろう、と思うのです。 なかには「俺には関係ないすね」とか、「え、誰、それ!」という、とぼけた連中が2、3人は必ずいる筈なのだ。 しかし、現実には「喜ばしい」という意見以外は報道されない。 そこに、悲しいかな、今の日本のマスコミの抱える悩みがある。 いくらIT社会が進展して、パソコンの能力が上がり、われわれの生活がデジタル家電なくしては成り立たなくなったとしても、人間の心はデジタルにはならない筈なのだ。 ましてや、100人の人間の考えが必ず、○か×かのどちらかになる、なんてことは有り得ない事だ。 賛成もいるし、反対もいる、どっちでもいい、という人もいるし、賛成でも反対でもない、別の考えを出す人もいる。 それが健全な社会だ、と思うのだ。

 イギリスの国営放送BBCを見たまえ!(って、誰に向かって言ってるんだか?・・・) 日本の民放も舌を巻くほどの政府批判やら、王室批判をやることがある。 国民性の違いもあろう。 私も高校時代に「モンティ・パイソン」をはじめて見た時は、異国のテレビ局のことながら、妙に胸がドキドキしたものだ。

 「国営放送がこんなことやっちゃっていいのかよオ~、ええ!?」

 同じ島国なのに、同じ立憲君主制の国なのに、なぜ、こうも国民性が違うのかね。ホント・・・。

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不思議な辛さ 陳麻家

 気になるお店シリーズの第三弾は、「旨辛至福研究飯店陳麻家北本店」である。
北本店(北本市は鴻巣市の南側にある)というからにはチェーン店なのだろうが、別の店を見たことがないので、先日立ち上がったばかりの公式HPを調べてみると中国地方を除く全国に約20店舗を展開しているらしい。(埼玉県には3店舗。)
 「陳麻家は、サラリーマン層をターゲットとした、本格四川の麻婆豆腐と担々麺の専門店です。四川山椒や各種調味料を絶妙なバランスで配合したことで、おいしさを感じることができるギリギリの辛さを演出いたしました。名物「陳麻飯」など単品メニューでリピーターを作ることに成功しており、非常に経営効率が高い事業として注目を集めています。」
とあるとおり、かなり刺激的な味のお店である。 ガ~ン!! そういう私もいつの間にかレポーターになる前にリピーターになってしまっているのか・・・。

 僕にとって、この店の最大の気になる点というのは、昨年の11月から、060127_150022週一くらいのペースで、ちょくちょく食べに行っている(それもご自慢の麻婆豆腐と坦々麺だけを)のだが、いまだに、この店の味が「美味い」のか「不味い」のか判断できない不思議な味だ、ということなのだ。
 週一で行っている、ということを考えれば、それは「美味い」という証ではないか? と言われそうだが、だからといって、「ねえ、ここの店、すごく美味いから」と他人にお奨めできるか?というとまったく自信がない。それで、もう一度行って食べてみて確かめてみようかな、というジレンマに陥ることになる。 四川山椒という得体の知れない調味料にある種の媚薬が入っているのに違いない。

 いかにも中華、という感じのBGMが流れる店内に入ると、まず、食券を買う。 メニューはさほど多くないので、迷うことはない。なにしろ、辛い食べ物が死ぬほど好きだ、毎日食べたい!という人のためのお店だ。迷わず、陳麻飯(一般のお店の麻婆丼)と坦々麺のセット(写真のものはミニ陳麻飯セット830円)を注文する。 まるで吉野家並みに、すぐに陳麻飯が運ばれてくる。すぐ来るのに、惜しむらくは熱々の状態ではないのがいつも気になるのだが、昨年までは「もし辛いようでしたら、こちらの甜面醤(テンメンジャン)をお使いください」と一言ことばをかけてくれたものだが、最近はない。そりゃそうだ、ここに来る人は脳天にズキューンと痺れがするほど辛いものに飢えているのだから・・・。それにしても、「辛さが足りないようでしたら、こちらをお使いください」ではなくて、「辛すぎるようでしたら云々」というのが何となくカプサイシニストの自尊心を心地よくくすぐってくれる、というものなのに、この一言が年明けからなくなってしまったのがつまらない。

 それでいて、実は期待するほどの刺激的な舌がヒリヒリするほどの辛さ、というのではない。食べ出してから、暫くすると、額からジワリと汗が噴出してくるので、「あ!? 俺はもしかしたら今、辛いものを食べているのに違いない」と気づくような感じなのである。う~ん、やっぱり不思議だ。 

 坦々麺のほうはというと、ストレートの細麺である。こちらも最初に口にいれたときは、ちょっと戸惑う味だった。 辛さの未体験ゾーンに突入と言うか、今まで俺が食べてた坦々麺はもしかしたら淡々麺?あるいは耽々麺?という位にショックだった。 TVの激辛グルメみたいに真っ赤な色だとか、食べたと途端にむせこむようなことはないし、「み、水」と、ヒーヒーもがき苦しむようなこともない。 後からジワリと利いてくる辛さだけれども、もっと食べたくなる。 やっぱり麻薬的だ。

 初めて来たときは、陳麻飯を食べてから、坦々麺にとりかかった。 二度目のときはその逆。 三度目のときはチャンポンに食べたが、同じ辛さでも明確に違う辛さというか、まったく別々の自己主張をして来るので、そういう意味でも刺激的なひとときを過ごせるだろう。

 テーブルにはかなり面白い薀蓄が書いてあるので、これを読んでみるのも楽しい。

     人、三度、陳麻飯を食すとき、舌に天使が舞い降りる。
     人、初めて、陳麻飯を平らげるとき
     鮮烈たる香辛料の力は食した者の体内にて目覚め、
     凡庸たる食味に飽いた感性に炎を灯す。

     人、再び、陳麻飯を制すとき
     配合された香辛料の複雑な迷宮に迷い込み
     その絶妙なる味覚の競演に驚愕を覚える。

     そして、三度、陳麻飯に出会うとき
     人は食欲を促す四川山椒の奥に宿る旨みを堪能し、
     やがて恋に落ちるがごとく、味覚の虜となる。

     幸福なる発汗とともに、
         皆々様の舌上に天使の降臨せんことを願う。

060127_151452
 なお、店の駐車場の看板もこれはこれで楽しめるだろう!  食べ物以外でも結構ワタクシ好みの雰囲気である。 でも、いまだによくワカラナイお店でもある。 本当は他人にこの店の存在を教えたくない、でもチェーン店だし、国道沿いにやけに目立つ看板だから、隠せない! だから皆に行ってみても欲しい・・・、ああ、ああ~どうしよう?

 誰か、迷える私を救って欲しい・・・

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さて、たまみやんの評価は ☆☆☆三つプラスう~ん?もつけたいマークでした!

なお、私の評価基準は次のとおりです。
☆☆☆・・・何回でも来て、同じものを食べたい。
☆☆・・・・・話の種に誰か連れてきてもいいかな。
☆・・・・・・・他にお勧めメニューがあれば食べてもいいかな。
★・・・・・・・どうしても腹が減っていれば来るかもしれない。
★★・・・・・二度と来ることはないだろう。多分・・・
★★★・・・明日、火をつけてやるから待ってろよ!

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箱根でぐるナイのロケに遭遇す!

外がやけに静かだと思ったら天気予報どおり雪が降ってきた。
熱海から箱根を経由して無事に帰ってきたところだ。
今日の出来事といえば、なんといっても大涌谷でテレビ番組のロケと遭遇したことだろう。
その番組とは日テレ「ぐるぐるナインティナイン」(毎週金曜午後7時から)。

大涌谷の駐車場でバスを降りて、もうもうと噴煙湧き上がる光景をデジカメで撮影しようとしていたら、「スミマセ~ン! カメラ撮影はご遠慮くださ~い」と小柄な女の人が血相を変えて両手で大きなバツの字を作りながら走ってくるではないか?20060206_004
(何をけち臭いことを言っているのだ。こんな景色くらい・・・。)
と委細構わず、そのままカメラのピントを合せていると、今度は、年配のオッサンが同じように両手でバツをつくって(まるでウルトラマンのスペシューム光線のポーズだ)走ってくる。
よくよく見ると、大型のSONYのビデオカメラやフード付の集音マイクを抱えた人たちが右 に左に小走りに動いているのが見えた。
「あっ! 岡村だ。矢部っちもいる!」「オオ! 出川もおるぞ!」「あいつはTOKIOの國分じゃないか?」
僕の横で、クラブのみんながざわつき出す。黄色、青、黄緑、色とりどりの衣装に身を固めた一団が寒そうに身を寄せている。やおら、ナインティナインの岡村が「みんな温泉は好きか~? 入りたいか~?」などと絶叫するたびに、他の面々が笑ったり、拍手をしたり、とかなりのテンションで盛り上がっている。彼らに背を向けた5~6人のスタッフと思しき面々が、カメラや携帯電話を使って撮影しようとしている人たちの前に立ちはだかり、「写真はご遠慮くださ~い」と必死の形相で絶叫しているのである。こういう声をマイクは拾わないのかしらん? それともうまく後で編集できてしまうのかな~?20060206_007

とにかく、ことごとく、撮影に失敗したものだから、しかたなく、ちょっと山を登って、彼らの反 対側から撮影したのが、右の写真である。(写真をクリックすると大きくなります。)

その後、大涌谷名物で有名な黒たまごを食べようと、今にも冷たい風の20060206_010中、雪が舞い落ちてきそうなところを玉子茶屋まで登って、あつあつの玉子(6個500円なり)を頬張ってから、土産物の売店に来ると、今度は中に、横綱だった武蔵丸が浴衣姿で 座っている。周囲には3人の、やはり浴衣姿の弟子と思しきデカイ御仁がたむろして、依然として撮影が終わらない先ほどのロケ部隊をガラス越しに見ているのだ。どうやら、こちらも同じロケの出番待ちらしい雰囲気である。

結局、この土産物店の中でも先ほどの面々が武蔵丸たちと合流して撮影を行い、中にいた僕たちはスタッフのカメラ撮影ご法度の厳しい監視の中、「皆さん、できるだけ自然に振舞ってください」というまさに飴と鞭攻撃のもとに20数分をその店の中で過ごすことになった。

「ご協力ありがとうございました。 ON AIRの予定は、来週17日の金曜日です。皆さん、是非、ご覧になってください」

店内に缶詰状態になった、というか、自ら身を投じた僕たちに最後にスタッフが声をかけてくれた。

芸能人って大変だなあ~、というのがみんなの感想。でも、スタッフはもっともっと大変だなあ・・・、マスコミ志望だった私も昔、日本テレビで裏方のアルバイトをしたことがある、それで、偽善渦巻く世界に幻滅を感じて、マスコミへの就職を諦めた経験がある。(このことは後で書いてみたい)

さて、他のメンバーの主な感想を拾ってみると、20060206_017
・出川って思ったよりも肌がきれい!
・岡村はとにかく小さい! でかいホクロかと思っていたら温泉マークだった。
・矢部っちはか細い、がTVで見るよりもイイ男だ。
・俺にはTOKIOもアラシもよくわからない!
・武蔵丸はデカイ! お忍びで来ている、と行っていたが、あのデカサでお忍びはありえない!(浴衣の背中に「武蔵丸」ってデッカク書いてあるしね・・・)などなど

結構興奮した状態で、昼飯を食べにいった蕎麦やさんで、「さっき大涌谷にナインティナインの岡村と矢部がロケに来てました」と話をしたら、「箱根はしょっちゅう芸能人来てますから、なにも珍しいことありませんよ」と簡単に言われてしまった。

さて、来週のON AIRで、僕は写っているのだろうか? 怖いような・・・楽しみのような・・・。

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熱海の夜はチャーハンに限る?

所属しているスポーツクラブの会員の親睦旅行で熱海に来ている。
熱海に泊まるのは本当に久しぶりだ。通過点としては随分通っているのだが、多分、就職して初めての課の職員旅行で行って以来だから25年ぶりだろうか? 当時は、まだ熱海も捨てたもんじゃなかった。夜景も綺麗だったし、事実、夜の町も賑やかだったものだが、噂には聞いていたが、本当に寂れてしまって活気がないなあ。
熱海の梅園では梅祭が開催中だったが、一分咲き、実際は一分咲きどころか、ほんの一部の梅がチラホラ咲いている程度で、つぼみもないような枝を観に行ったようなも060205_142104んだった。 カラオケ大会の嬌声がやけに寒々しく園内に響いていた。 梅園の上のほうに韓国庭園と言うのがいつのまにかで きていて、韓流ブームも極まれリ、というか、熱海よ、おまえもか?と最初は思ったのだが、実は、2001年に日韓首脳会談が熱海で開催されたのを記念して造成されたのだとか? 梅は見ることができなかったが、少しだけ、韓国の文化に触れて賢くなったかもしれない。 とってもお洒落なおトイレも使うことができたし、さすがに観光に力を入れているところは公衆トイレが清潔で立派ですね。 初めは茶店か土産物屋とばかり思っていました。(写真参照)

順序は逆になるが、本日の昼食は真鶴半島の「磯料理うに清」だった。いきなり、今回の旅行のハイライトと言うか、2年前の旅行でも寄ったのだが、そのときのメンバーの評判がすこぶるよく、今年も是非、ということになったのだ。 最初は熱海ではなくて、西伊豆の堂ヶ島に宿泊する予定だったのだが、うに清で昼食を摂りたい為に、あえて熱海にホテルを変更した、というのが本当なのだ。残念ながら、建物が海岸べりから道路を挟んで反対側に新築移転してしまい、以前の風情がなくなってしまったが、逆に嬉しいことに、全館禁煙になったのでありがたかった。(うに清の公式HPは残念ながらなくなってしまっているようです)
定食のメニューは2,800円から13,000円まで7種類あるが、今回は安いほうから3番目の松コース(一人5,200円)だった。でも、やはり、とても喰いきれない。あわび、うに、伊勢海老、 ヒラメ、石鯛、さざえの刺身が船台の上に所狭しと並べられ、その他に、焼き物(エボダイ)、サザエのつぼ焼きにご飯と伊勢海老の味噌汁がつく。前回はビールを飲みながらで0205_114432あったので、かなり残してしまったので、今回は、焼酎のお湯割を慎重に飲みながらの昼食であったが、やはり伊勢海老、石鯛、さざえの刺身がいくら食べても無くならない。おかげで、宿の刺身の船盛が貧相に見えて、誰も箸をつけなかった、というよりも刺身なんか食いたいとも思わなかったのかもしれない。

宴会の後、風呂に入り、11時頃、小腹が空いたので、同じ部屋の3人とラーメンを食べに外に出た。ホテルの中のラーメン屋は、麺が柔らかすぎてマズイ!という評判を僕が風呂につかっている間にラーメンを食べに行った仲間からきいていたので、中居さんと、ホテルのフロントで「美味しいラーメン屋なあい?」と尋ねたところ、歩いて5分ほどのところにある店を紹介してもらった。中は結構込み合っていたが、明らかに旅行客ではない、地元の人間と思しき人たちもラーメンをすすっていたので、「こういう店は不味くない筈だ」と安心してラーメンを頼んだが、やはり、麺が柔らかくて美味くない! しかたなく、セットメニューにしてもらってお口直しに半チャーハンを頼んだのだが、これは実に美味かった。「しまった、最初から大盛チャーハンにしておけばよかった」と悔やんだのだが、結局迷った挙句に、チャーハンの替え飯(?)をしてしまった。

結論。熱海で飲んだ後はチャーハンに限る!

これって、トリビアの種には絶対にならないと思う・・・が

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青春のうた

 あっというまに2月である。買いたい雑誌があって、帰りがけに本屋に立ち寄ったところ、売っていない。 別の本屋に入って気がついたことがある。どちらでも「あの素晴らしい愛をもう一度」がBGMで流れていた。 レジの脇に両方とも「青春のうた」というCD付の雑誌がこれでもか、というくらいに積み上げられていた。「創刊号は390円」というTV-CMも見た記憶がある。

 一応、CDを見たところ、僕の所持していないものはなかったので、買うのをためらったものの、通常990円が390円というのに、かなり心魅かれて買ってしまった。

 

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