« たかが500円、されど500円 | トップページ | みどりの日の最後 »

初めてのパソコン

 月曜日は仕事はオフである。今日は初夏を通り越して暑いくらいの陽気であった。
午前中は読書をしたり、届いたばかりの息子のパソコンの設定をやったりして過ごす。
この息子のパソコン、大学の生協の特別仕様とからしいのだが、エラク安い。
東芝のダイナブックなのだが、一般には個人向けに販売されていないSatelliteというモデル。無線LAN対応で、MicrosoftのOfficeのProfessionalとMcAfeeのVirusScanのAsap版(4年間更新付)と同じく4年間の保守サービスがついて15万円台である。法人向けなので市販PCにありがちな余計なソフトの類がまったくないので、スッキリとしている。なにしろ、東芝のダイナブックといえばノートパソコンの世界標準みたいなものだ、と自分は今でも思っている。
 僕が今、使っているパソコンは、DellのDimension4600Cをメインに、ノート型で同じくDellのInspironを主に仕事用として車に搭載し、東芝のDynabook(98SE)を自分の部屋に、Compacのかなり古いノート(Win95を98SEに上げてある)を寝室にと使い分けているが、キーボードのキーの配列が微妙に違っているので結構、苦労している。
 1982年に初めて自分のパソコンを買った。当時は、今のように家電屋で気軽に買えるような代物ではなく、秋葉原や埼玉県でも大宮あたりまで行かないと店頭にパソコンが並んでいることはなかった。NECのPC-8001mkⅡという8ビットのマシンであった。キーボードとパソコン本体が一体化していて、それに14インチのディスプレイ、カセットテープデコーダーまでをNECの純正品で、プリンタは今はEPSONとなってしまった精工舎のドット型の日本語漢字プリンターという構成だった。就職2年目の冬のボーナスすべてをつぎ込んでも買えずに、ローンを組んだ。パソコンが高かったのか?ボーナスが安かったのか? もちろん両方だった。
 当時は、ディスプレイの表示色は8色だけ。プリンタに出力するのに、CPUが全力投球してしまうため、印字中は画面が真っ黒になって、いかにも頑張っているな、という感じだった。なにしろメモリだって64Kしかなかった。
 アメリカでは、前年にIBMがMS-DOSを組み込んだPCを発売して、アップルのマッキントッシュと激しいシェア争いを行っていたが、日本ではまだまだ、BASICの時代。 NECの80シリーズか富士通のFM7、シャープのクリーンコンピュータMZシリーズが独自色を出していた。
 さて、僕の8001mkⅡだが、せっかく日本漢字プリンタを買ってきたのに、うかつにもPC本体だけでは日本語を扱えないことがわかり、慌てて漢字ROMというのをオプションで買ってきて(確かこのボードが5万円くらいした)、ようやく画面に自分の名前を表示させることができた時の喜びはもう大変なものだった。1年くらい経って「P漢」という文字通り缶詰に緑色のカセットテープに入った日本語ワードプロセッサのソフトを購入して、それまでJISコードをプログラムにタイピングして表示させていた日本語がカナ漢字変換であっというまに画面に表示できるようになったときも驚いたものだ。ただし、単語や文節で変換できずに、漢字一文字ずつ変換していかなくてはならなっかった。
 今のように市販のソフトが充実していればよかったのだが、当時はどんな簡単な計算をするのにもプログラムを自分で作らなければならなかった。
 労働組合のボーリング大会の成績をパソコンで計算しよう、と考えて愛機をボーリング場に持ち込んで、みんなの成績を打ち込んでプリントアウトさせようとEnterキーを押す。画面が真っ暗になってPCが計算を始める。考えてる、考えてる・・・、と、そのとき、電源が落ちた。ボーリング場の掃除のオバサンが、掃除機を使うために、パソコンがつながっていたコンセントからプラグを抜いてしまったのだ。当時のパソコンにはハードディスクなんてものはついてなかったし、補助記憶装置としてフロッピーディスクもなかった。計算結果をカセットテープにセーブする前に電源が落ちてしまったため、せっかく打ち込んだ120人分のデータが一瞬のうちに消えてしまった。なんて失敗も今では懐かしい。
 2台目に買ったパソコンもNECの16ビットPCの98だった。今度は日本語BASICだけではなく、日本語のMS-DOSも2枚のFDも使える。プリンタもカラーになった。 一太郎(確かバージョン3だった)とロータス1-2-3も購入した。その後、98Noteで初めてノート型PCを手に入れ、Windows95の時代になって富士通のデスクパワーとコンパックのノートを購入、Windowsが98SEになった頃、東芝のダイナブックを手にいれ、XPの登場とともにDELLの2台を購入したことになっているので、かれこれ今使っているものが8台めになる。我が家では息子のパソコンが9台目。 車が運転免許歴25年で中古も入れて5台目。パソコンは24年間で8台。車は5年に一台(今の車は8年目になるが)、パソコンは3年に1台購入している計算になる。 
 そんなことを考えながら息子のパソコンを設定し終わった。天気は上々、そうだ、久しぶりに洗車しよう。一時間後、ピカピカになった愛車を駆って銀行と郵便局に出かける。
 銀行で金を下ろして、郵便局に行くと、入り口のところで偶然にも同じ職場の人間にバタリ、おまけに中に入ると、また一人。 同じ月曜休みとはいえ、こうまで行動パターンが似てしまうものなのかねえ、まったく。
 そして無事に寄付金を払い込んで外に出てみると、あやや!雨が・・・、月曜日に洗車するとすぐ雨が降る、というパターンがここ何週間か続いている。 こうなると月曜休みの職場に勤める性(さが)としかいいようがない。 

|

« たかが500円、されど500円 | トップページ | みどりの日の最後 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/132155/9755612

この記事へのトラックバック一覧です: 初めてのパソコン:

« たかが500円、されど500円 | トップページ | みどりの日の最後 »