« 本当の被害者 | トップページ | 文化の日はミニラグビーの日 »

本当の被害者~その2

 ようやく今日の新聞やテレビでも、今回の未履修問題の「本当の被害者(になろうとしている)の高校生」について言及するところがでてきたみたいだ。読売新聞の編集手帳でも明治の大ジャーナリスト長谷川如是閑の「いにしへの君子は渇しても盗泉の水を飲まず。今の君子は盗泉の名を改めて飲む」という言葉を引用して、学校ぐるみで「不正」を働いてきて、事がバレれれば、故意にやった「必修逃れ」を誰の責任なのかをボヤかして「未履修」などと都合よく名前を変えて「本当は私たちだって被害者なんです」とは、言語道断である。

 今回、世間をお騒がせしている彼ら(学校も生徒も)の言い分を聞いていると、キチンと指導要領に添って授業を行ってきた学校と、それを受けてきた生徒への敬意も、反省の言葉もない。 「文部科学省や指導要領、教育委員会が現実に即していない」ということらしい。 そう思ったのなら、なぜ、そういう意思表示をしないで、陰でコソコソやっているのだろう?

 必修逃れをしてきた生徒が大学受験に際して不利益とならないように配慮する、ということは、善意のその他大多数の受験生にとっては極めて不公平であり、不利益につながるわけである。 喩えは悪いが、殺人犯が未成年である、という理由だけでプライバシーを保護されるような、モヤモヤとしたものを感じる。

 安倍総理大臣は就任時の記者会見で「頑張った人、汗を流した人、一生懸命切磋琢磨し知恵を出した人が報われる社会をつくっていきたい」と述べた筈だ。わずかひと月あまりで、「頑張った人、汗を流した人、一生懸命切磋琢磨し知恵を出した人よりも、楽をして要領よくショートカットした人が報われる社会をつくっていく」ことに方針が変ったようだ。 九割よりも一割の利益を優先させる、自民党の体質は小泉さんがいくら「ぶちこわす」と叫んでも不変だった、ということか。 

 自分の息子のことは、棚に上げて、ボヤいてしまって済みませんが・・・(-_-;)

|

« 本当の被害者 | トップページ | 文化の日はミニラグビーの日 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/132155/12530315

この記事へのトラックバック一覧です: 本当の被害者~その2:

« 本当の被害者 | トップページ | 文化の日はミニラグビーの日 »