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おめでとう レッズ!

 浦和レッドダイヤモンズがJ1で初優勝を飾った。 先日は母校中大ラグビー部が久しぶりに入替戦なしで一部残留を決めてくれたし、今週はいいことずくめである!
 今頃は旧浦和市内は大阪のように繁華街の中心部を道頓堀のような河川が流れていないため、ダイビングみたいなことはできないだろうが、おそらく大変なことになっていることだろう。 
 今となっては「サッカーのまち浦和」「サッカー御三家(静岡・広島・埼玉)」「埼玉を制す者は全国を制す」などと言われていた時代が懐かしい。高校サッカーで最後に埼玉代表(武南高校)が優勝したのは1981年、自分が大学4年、就職が決まってのんびりとコタツで正月を過ごしていたときのことだ。あれから25年か・・・。

 自分とサッカーの出会いは、実はレッズの前身である三菱重工サッカー部であった。小学3年生の頃、今、川口市にいる叔母が丸の内の三菱重工でOLをしていて、同じ課にサッカー部員(確か後に日本代表になった落合選手や大仁(だいに)選手だった、と記憶している)がいた関係で、よく国立競技場(霞ヶ丘や西が丘)の日本リーグの応援に連れて行ってもらったのだ。 もっとも、その頃は、サッカーよりも、都内のレストランで食べさせてもらえる、ナポリタンやグラタンのほうが楽しみであったが、結構、赤と白の三菱マークの入った小旗を振って熱く応援していたのではないか、と思う。 

 日本リーグでは東洋工業(現サンフレッチェ)、ヤンマーディーゼル(現セレッソ)が熱い戦いを繰り広げていた頃であった。 三菱重工は、前述の二人の他に杉山、森、横山など、日本代表クラスを揃えており、現在同様、人気はものすごくあったものの、決して強いチームとはいえなかった。東洋工業はいつも優勝していて、なにか別格という感じで、むしろ、三菱VSヤンマーの2番手争いのほうが、杉山VS釜本という日本を代表する両エース同士の戦いも興味深く、お客もたくさん入って早慶戦のような雰囲気であった。
 下位は決まって日本鋼管、八幡製鉄、古河電工(現ジェフ)、名相銀(名古屋相互銀行)なんてチームに決まっていたから、まあ、優勝はできなくても上位安泰、2部に降格の心配はまったくない、という、いかにも、全体的にはのんびりしたムードだった。
 思えば、これが日本リーグ、というよりも日本のサッカー全体の実力も魅力も奪っていった一因だったと思う。 どんどん、外国との差が広がっていったのではないだろうか。 

 とはいえ、当時、東京12チャンネルで日曜日の朝やっていた「三菱ダイヤモンドサッカー」(金子勝彦アナの名調子と岡野俊一郎さんの理論的な解説はよかった)で、イングランドやドイツのプロサッカーの模様をかかさず見ていたものの、将来の王・長島を夢見ていた鼻垂れ野球小僧にとって、日本と違って、どうして外国では、たかが、サッカーごときにスタンド一杯に観客が詰め掛けているのか、そしてあんなにゴールの度に大騒ぎするのか、理解できなかった。(さすが、ナポリタンとグラタン目当ての似非サッカー小僧だけあるでしょう・・・)

 ともかく、当初はJリーグの加盟にも、最後までフランチャイズが決まらなかったり、リーグが始まれば始まったで、お荷物とまで呼ばれ、「浦和は下位の常連か」なる替え歌まで巷で流行するほどのテイタラクの、あのレッズが、ようやっと、というか悲願のVを成し遂げたのである。 なにか、所沢にやってきた当時の万年最下位であったライオンズの印象と妙にかぶるものがある。 もちろん、サポーターは今も昔も変わらない、当時から日本一の熱いサポーターであったが。

 個人的には、福田が現役のときに優勝できていたらなあ、との思いは強いのだが、ブッフバルト監督での初優勝と言うの含めて、三菱重工サッカー部以来、40年近いファンとして、なにか感慨深いものがある。 惜しむらくは、かつてサッカー王国と言われた埼玉の浦和に本拠を置くレッズに、埼玉出身の選手が少数派だということだろう。むしろ、静岡出身の選手のほうが多いのは残念である。この人気があるうちに、せめて埼玉(それも浦和)出身のプレイヤーが半分くらいを占めるようにならないといけないんじゃないだろうか。

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