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内平らかに外成る?18年間

 世の中が「平成」という元号になって18年を経過したことになる。
 Xデーがいつなのか? 何ヶ月も全国民が、「体温○○度、血圧は上が○○、下が○○、下血は○○cc」という宮内庁の発表を、まるで毎日気象概況を聞くかのように、ジリジリしながら年を越して、蓋を開けてみたら、意外とアッサリとその日、その時はやってきた、土曜日の朝。

 テレビで今上天皇崩御のニュースを見ながら、遅めの朝食をかき込み、「あ~あ、折角の休みなのに~、でも平日よりいいか~」と思いつつ、急いで職場へ向かったのを覚えている。
 もちろん、月曜日の業務から、社の内外で使用する書類やオンライン画面の元号の部分を、これから決まる新元号に変更するバッチプログラムを流すためである。印刷したばかりの書類などはゴム印を急いで発注しても、とても月曜日には間に合わないので、土曜日の午後から日曜日一杯をかけて、「昭和」を二重線で消して、新元号に訂正することが決まっていて、ほぼ、全部の部署で休日出勤となる手筈になっていたから、まるで平日のオフィスのようになっていた。すでに、2ヶ月前からXデーを想定して準備をし、仮想元号を用いて、テストも2度ほど行っており、時間的には問題はなかった。 
 しかし、唯一の懸案事項は、
「たまみやんさん、本当に新しい元号って、2文字ですよね。間違いないっすよね~?」
ということだった、もし「天平勝宝」みたいな4文字できたら、書類とかオンライン画面のレイアウトは文字通り「レ、レ!アウト」なのだ。漢字2文字と言うのは、法律的には規定されておらず、選定に当たっての申し合わせ事項に過ぎないのであった。

20070107_01

 しかも、小渕官房長官(故人・当時・元首相)がブラウン管の向こうで「平成」と筆で書かれた額を掲げるまで、いったい新しい元号が何になるのか、知らされていなかったので、別の意味で新元号が示されるX時間がいつになるのか?が一番の重大な関心事だった。 それよりも、まさかそれまで、まったく自分にとっては無名の人だった、この小渕さんが、後に総理大臣までなるとは、誰がそのときに予想しえただろうか? でも、あの時の「平成」の額を掲げた映像で、多くの国民が小渕さんの顔を強烈に目に焼き付けたのではないだろうか。

 今日、職場でそんな話になったのだが、

 「そういえば、鴻巣市に『平 成(たいら しげる)』さんて人が住んでいて、一気に時の人になったんですよね~。今、何やってるんでしょうか? たまみやんさん、ご存知ですか?」

 う、う~ん、そういえば、そんなニュースも記憶にあるな~。

 「平成」は 史記にある「内平らかに外成る」からの出典であるというが、残念ながら、この18年間を見てみると、字義通りにはいっていないようで、はなはだ残念ですね。

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