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花粉とは 花の糞かと 親父いい

 久しぶりに木枯らしに身をすくめる、いかにも2月らしい肌寒い一日だった。 とはいっても、花粉の量もかなり飛んでいたようで、朝から目は痒いわ、鼻水は出るわ、で鬱陶しいこと限りない。 午前中は会議だったが、マスクをしている人間がかなりいた。 自分も途中で頭がいたくなるほどである。 午後、車を走らせていたら、前方をアベックの乗ったホンダのビート、それもまっ黄色のやつが颯爽と風を切って走っていた。 アベックともども花粉症でないなんて、なんて羨ましいことだろう。 

 花粉症になったのは、結婚して2年目だったから、かれこれ18年になる。 カミサンと付き合っている頃、この時期になると、すこぶる機嫌が悪くなるのが、花粉症のせいだ、と知って、「なんて馬鹿な病気もちなんだ、あんたって人は」と大笑いしてしまった。 そのときに、笑った理由は、実は田淵にあった。  

1984年、西武ライオンズの田淵がシーズン開幕を前に花粉症のために現役続行を断念、引退を表明した。
鼻水や目の痒みが止まらなくなる花粉症なんていう、わけのわからない病気で、あっけなく現役を引退するなんて、オッサン、最後まで笑わせてくれるわ、と極めて冷ややかな目で見ていたのだ。 

その時、僕は「花粉症」という言葉を初めて耳にしたのだと思う。 別に田淵のファンでもなかった僕が、何故、出かけたのか、その理由も忘れてしまったが、彼の引退試合を見に、西武球場まで、バイクで出かけたくらいだから、当時、僕は花粉症の「か」の字も知らなかったことになる。 田淵最後の打席で、僕は何故か、バックスクリーンの横のレフトスタンド中段(確か、あの頃は芝生席だったかな?)から「オッサン、花粉症になんか負けるな~。 ここまでかっ飛ばしてくれ~」と空になった生ビールの紙コップの底を抜いた即席メガホンで叫んだものの、あえなく、レフトフライ。

 試合後、スタンドのファンに最後の挨拶するために、グラウンドを一周してきた田淵は帽子を上げて振りながらも、タオルで目頭を押さえていた。 あの時は純粋にファンとの別れに涙したのだと、思い、思わず、もらい泣きしてしまったものだ。 然しながら、今となっては、「あれは、きっと、花粉症で涙が止まらなかったのに違いない」と思うのだ。 そして、やはり、同じように、同情のもらい泣きするのだろう。 それくらい、この花粉症というやつは・・・・。

 結婚してから、花粉症になった、ということ。 子ども達も皆花粉症であること。 うちのカミサンの作る料理は口に合わない、といって独自の食生活路線を歩んでいる親父が花粉症ではないこと。 こう考えると、やはり食生活、食べ物なのかな? でも、親父と同じ「漬物があれば、あとはなあんにもいらないよ」路線の食生活では、私、多分、生きていけそうもないな。やっぱり。 

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