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吉本系&宝塚流クラシックコンサート~やっぱり高嶋ちさ子はカッコいい!

 鴻巣市文化センター クレアこうのす で行われた「高嶋ちさ子 ミート・ザ・クラシック」を聴いた。昨年11月18日に行われる予定だったものが、高嶋さんの産休(2月6日に男子を出産)のため、延期になっていたもの。特にステージではその件についてのコメントはなかったが、なかなか楽しいステージだった。なにしろ、しゃべくりが吉本興業みたいなノリで、昔のフォークコンサートみたいな感じである。

 出演:高嶋ちさ子(ヴァイオリン)、古川展生(チェロ)、藤満 健(ピアノ)

 プログラム 第一部
          G線上のアリア(J.S.バッハ)
          愛の挨拶(エルガー)
          アヴェ・マリア(カッチーニ)
          アヴェ・マリア(サン=サーンス)
          ~高嶋ちさ子のヴァイオリン講座~
          パッサカリア(ヘンデル)
          ラプソディー・イン・ブルー(ガーシュイン)

        第二部
          白鳥(サン=サーンス)
          ハンガリー狂詩曲(ボッパー)
          ピアノ協奏曲第21番第二楽章(モーツアルト)
          歌劇「トゥーランドット」より”誰も寝てはならぬ”(プッチーニ)
          ~あなたもチェロが弾けるかも~ 
          ブエノスアイレスの冬(ピアソラ)
          タイスの瞑想曲(マスネ)
          チャールダッシュ(モンティ)

        アンコール
          エズ(高嶋ちさ子)

 ピアニストが当初の安宅 薫から藤満 健に変更になったせいか、プログラムでは第一部の最後がメンデルスゾーンのピアノトリオの第一番になっていたのだが、ヘンデルのパッサカリアとガーシュインに替わっていた。

クラシックの演奏会というと、東京公演と地方公演では、明らかに後者のほうが、「楽しさ」「聴きやすさ」みたいなものを前面に出してくるものが多い。まして、”Meet the Classic”がテーマとなると、いきおい本日のような最初から最後までアンコール曲の定番のオンパレードみたいになるものだ。ただし、これが本日のようにピアノトリオみたいな感じで、ましてピアニストが作曲家ともなると、お馴染みの曲でも、一風変わったアレンジで聴かせてくれるので、これはかなり面白かった。

 「すねお」と改名したいというストラディヴァリウスの名器ルーシーを駆る高嶋の演奏は、相変わらず、かなり早めの小気味よいテンポである。「(鴻巣は)東京から一時間半と近い。でも、インターから遠くて、いったいどこに連れて行かれるか?思った(笑)。 車が混む前に早く切り上げて帰ろう、と思う(爆笑)」と最初からに聴衆を煙に巻き、東京に残してきた愛息に早く会いたいためか、とにかく、どの曲も速かった。最初は、もうちょっと、このフレーズをたっぷりと聴かせてくれ、とやや消化不良気味であったが、まあ、ステージの半分くらいはシャベクリなのだし、結構、高嶋のオシャベリを聞きたい、という期待も半分(以上?)はあるわけなので、あまり気にはならなくなった。

 初めから終わりまで、いっさいのけれん味もなく、颯爽としていて、まるで宝塚の男役のワンマンショーみたいな感じで、カッコよかった。 アンコールもさっと、一曲、オリジナルのエズを弾ききり、舞台の袖に引っ込むと、すぐに客席の照明がついて、なんとも呆気ない終演。 時刻は午後4時ぴったり。 演奏同様、高嶋の性格そのままに最後まで潔く格好いいコンサートだった。 まあ、最近はこういうクラシックの演奏会がブームになっているし、まして、今日の聴衆は、高嶋ちさ子の演奏とおしゃべりを聴きにきた人たち(タカシマニア)ばかりだろうから、かなり満足して帰ったのではないだろうか? これで3,000円は、やはりお値打ちモノですな。

 

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コメント

午前中は炎天下で寺社めぐりに汗をかき、午後は涼しいホールでクラッシックですか~。私は午後、育児三昧、疲労倍増・・・です。
次回のフィールドワークも楽しみにしています。(コメントになってなくてすみません。単なる愚痴・・・ですね~??)

投稿: KIC-KJ班員K | 2007年6月25日 (月) 20時25分

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