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蛙の子 そこ退け そこ退け コンバインが通る

 お彼岸である。春も秋も昔から思ったものだ。「折角、春分の日、秋分の日という国民の祝日なのに、何故、うちはお客さんがたくさん線香を立てに来るのだろう? おかげで、友達のウチみたいに家族揃って遊びに行けないじゃないか?」
「本家なんだからしょうがないでしょ。」と軽く一蹴されてしまう。
 そう、その本家っていうやつのせいで、お正月もお盆もお彼岸も、家は一日中、上へ下への大騒動。行楽客で賑わう観光地の模様をテレビのニュースで見て、羨ましく思ったものだ。
 まあ、昔に比べて、皆、お線香を立てに来る人もクルマなので、最近は、朝から晩まで酒を飲んで、みたいな光景は見られなくなった。「盆と正月がいっぺんに来た」みたいな浮かれ気分もなくなってしまいましたね。

20070924_01  で、今日は、お客も一段落した午後になって、父親の手伝いで稲刈りをやったわけです。48になって手伝い、というのも変なのかもしれませんが、農業は親父の代でおしまい、というのが僕が大学に入学したときのお約束になっていて、あくまでもお手伝いです。この辺が、親父も農業が嫌で、学校を終えると会社勤めをしていたし、それを継がせようとしていた祖父も実は、どちらかというと学究肌の人で、農家のおっちゃん、というタイプではなく、二人とも性格は正反対でしたが、農業が嫌だ、という点は一致していました。まあ、姑さんというか、御祖母さんが固い人で、二人とも渋々やっていたような感じでしたから、祖母が亡くなって、父は「俺がやってみて面白くないものを子どもにはさせるつもりはないから、安心して勉強して来い」と大学に送り出してくれたものです。

 で、現在も親父と私、二人とも嫌々、渋々という雰囲気丸出しでいい加減に農業しているものですから、本当に周囲で真剣に米作りをしている農家の人にも済まない気持ちでいっぱいです。おまけに、昔、ご先祖が名主をしていて、多くの小作人を使っていた名残で、結構、田畑が多いものだから、余計に申し訳ない。

  親父は、知らないうちに調理師免許も持っていて、(その割には、作るものは不味い)夜のお店も経営している(これも祖母が亡くなってからです)ので、店が終わって、寝るのが1時過ぎ、いつも起きるのは9時か10時ですから、近所の農家の人が朝作りといって、朝食前に颯爽と田圃に出かけていく機械音を子守唄代わりに惰眠を貪っています。田圃に出るのは、昼食後の長い昼寝のあとですから、いつも3時から5時くらいです。20070924_02最近はこんなぐうたら農家でも、驚くべき農業機械化の恩恵によって、なんとはなしに、毎年、収穫の秋を迎えることができるわけです。

 今日は、自家消費用にコシヒカリを作付けしている2反の田圃で稲刈りをしました。最近、1反、2反といってもぴんと来ない人がいるみたいですけど、1反が991.736㎡で300坪、ということは畳600畳分で、2反だと畳1200畳ですね、というと「ええ?!」と驚くわけです。で、まるで、黄金の大海原に向けて、コンバイン号に乗って、ガーガー稲を刈っていくのですが、もう20年くらい前になりますが、ウォークマンのヘッドフォンを耳にして、缶ビールをあおりながら、稲刈りをしていて、マジに隣で稲刈りをしていたオッちゃんに怒られましたね。

 「おまえ、農業をなめとんのか! もっと真面目にやれ」ってなものです。もっとも、現在では、そこのウチのセガレさんも私と同じことしてますけど・・・。

 さすがに、最近は飲酒運転はまずかろうということで、缶ビールは飲みませんが、MDウォークマンは手放せませんな。 当然、機械がガーガー言ってるところで聴くわけなので、クラシックというわけにはいきませんので、このときばかりはギンギンのロックになりますが、コンバインの規則正しいモーター音のリズムとのコラボレーションは、壷にハマる(タイミングがあえば)なかなかのものです。今日は少々古いですが、T.M.Rの”Triple Joker”を聴きました。結構、田圃で聴く”蒼い霹靂”や”WHITE BREATH -MORE FREEZE MIX-”はいいものです。そして、まさか、こうして、携帯電話を片手に、写真まで撮りながら稲刈りができるとは、文明の利器極まれリです。約2時間で作業を終了しました。

 秋の空の下、コンバインを駆っていると、稲穂のもとから無数の蛙が飛び出してきて、てんでの方向に逃げ惑うのです。哀れにも蛙の楽園を追われて文字通りカエル場所を失って、狂ったように逃げていくのです。 なんと罪深いことをしてしまったのか、今宵、ホームレスの蛙たちに幸いあれ、と祈るばかりでございます。

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まさか?(゜o゜)~

 3連休などと浮かれている連中が多いのに、自分はお仕事である。7日ある夏休みもあと4日も残しているし、それ以前に休日出勤の振替の残りが2日もあるのに、また加算されてしまった。それにしても暑いぞ!ビールがいくらでも飲めてしまう・・・

20070917_01  で、今日は母校のその後が大いに気になりつつも、半分お仕事&半分お遊びで横浜に出かけた。といっても、このスケジュールを決めたのは自分自身である。まさか、関東大学ラグビーのリーグ戦がこんなに早くスタートするとは思っても見なかったので、5月の時点で予定を入れてしまったのだが、もう少し早く、日程が発表になっていたら・・・と思うと残念であった。というのも、まさか?(゜o゜)~が起こってしまったからである。

 山下埠頭に着いて、氷川丸など眺めているときは、「熊谷も暑いだろうなあ・・・、こんな暑さの中でラグビーして、選手も観客も関東協会も誰にもメリットないだろうに・・・」などと思っていた。 大汗をかきながら中華街を徘徊し始めたのが午後2時。キックオフの時間である。携帯で刻々と試合状況を確認しながら中華街を歩く。熱々の豚饅やらシュウマイやら喰いたいのは山々なのだが、昨日、昼食時に食べた揚げたてのコロッケのせいで、口の中の皮がベロリンチョと剥けてしまい、刺激物が食べられないのだ。涎だけでお腹を満たして、帰りのバスに乗り込んだ途端に、36vs13で母校の勝利の報が舞い込んできた。実に法政戦11年ぶりの勝利。それも得点経過を見ると、完勝である。今日も しこたまビールを飲めるぞ!逆に法政はどうかしちゃったんだろうか?

 

 

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デブは雨に強い?

 ラグビーワールドカップは予想通りというか前半は20070909_013-23。まあ、前後半戦ってこのスコアなら大善戦というべきだろうが、後半になって、ジャパンのいつもの悪い癖で沈黙。まあ100点ゲームにならなかったのでよしとしましょうか。なんといっても後半の早い時間で立て続けにトライを奪われて浮き足立った後に、ゲームキャプテンの佐々木を途中怪我で欠いたのが痛かった。あれから完全に組織としての態をなさずに、いいところなしだった。大畑の替わりに急遽召集された北川が一人気をはいていたのが目をひいたくらい。4日後のフィジー戦がどうなるだろうか?ジャパンの闘い方もともかく、フィジーのラグビーは見ていて面白いので楽しみである。スタンドオフの小野はどうなのだろう?今ひとつチームに溶け込んでいないというか、ちょっと独断過ぎはしなかったろうか?JKの秘蔵っ子なのはわかるが、ただ、やんちゃ坊20070909_02主がダダをこねているようなプレーが随所に見られた。

 さて、肝心の母校のほうはと言うと、う、う~ん。相変わらすの決定力不足。昨年の2点差に引き続き、ワントライ差で惜敗。まあ、今日はどちらにもいえたのだが、核になるべき選手が不在であったかな。ミスも多かったし、ゲームの流れを判断できる選手の欠如が響いたような感じだ。前半の28分までやや大東ペースではあったが、双方得点なし。この段階では僕は後半風上に立つ中大の勝ちを予想していたのだが、昔ほど圧倒的なパワーの感じられない大東FWではあるが、FWの出足、ディフェンスの手堅さは中大のほうがはるかによかった。スクラムも安定していたし、モールも中大のほうが攻め込んでいた。ただ、攻撃のときにつまらないノックオンを連発して勢いにのることができなかった。懸案だったラインアウトも風の計算をし過ぎてノットストレートになってしまった感はあるが、ここ数年ではもっとも安定していたのではないだろうか。20070909_03

 前半30分くらいから大東フィフィティーンの足がとまり始めたのに、そこにつけいることができなかった感じだ。後半1分の失点も、なにかバタバタしているうちにカウンターパンチを受けたような感じで、結局これが決勝点になったわけである。「なあに、そのうちに得点できるさ」みたいな雰囲気でそのままノーサイドになってしまった感じだ。限りなく可能性を秘めた敗戦。この秘められたポテンシャルをいつ開花させられるか?長年にわたって言い続けられてきたレジェンドが・・・。来週の法政戦もこの分だと大いに期待できるだろうが、来週は仕事で観戦できないのが残念だ。

 それにしても今日のレフェリーの久保さんは、ちょっと問題が多かった。ラインのオフサイドをほとんど取らなかった。これはどちらに有利・不利ではなく、中大・大東双方に同じようなジャッジであったが、ボールがハーフ団に渡ったときには、「え?なんで相手が僕の目の前にいるの?」みたいなプレーが何回も見られ、結果として双方ともいい形でバックスに球を供給できなくて攻撃のリズムが作りにくい結果になったのではないだろうか? 

 後半22分に左プロップの大塚がラフプレーでシンビンをくらい、10分間の出場停止になったときは、肝を冷やしたが、後半ロスタイ ム47分でノーサイドの笛が吹かれたとき、大東ゴールラインまで2メートルの地点だっただけに、悔しい敗戦であった。20070909_04

  今日はスタンドで、僕の前の列に元監督の井上さんが元主将の松田雄とその彼女(奥さん?)と一緒に観戦していた。この頃の中大は優勝争いにからんだりして、強かった時期であった。太田で最後に関東学院に勝って優勝に王手をかけた頃だったよなあ。井上さんは夕立が来そうな空模様を見上げては「デブは雨に強いんだ」みたいな話をしていたが、詳細な理由は聞き漏らした。気がつくと2つ後ろの席には前大東の監督だった鏡さんも観戦していた。僕から半径3メートル以内にこの3人がいたのだから、ラグビー場のスタンドというのは面白いもんだ。サッカーやアメフトと違って、スタンドのもノーサイドの精神というか、敵味方の応援団が入り混じっている。ノーサイド後、鏡前監督が井上元監督に「いやあ、勝たせてもらっちゃたね~。でもこりゃひどいなあ。大東も中大も、立正には勝てないね」と気になることを言っていた。

 

 

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いよいよ の いよ?

 9月に入って台風がやって来て、台風一過の残暑ざんしょ。
朝から強い日差しを浴びながら庭の芝刈りだと草取りである。Kc350030_2
ようやく新島での日焼けの後遺症である痒みと脱皮から解放されてきたところなので、念には念を入れて、ご覧のような完全防備である。
自分では「アラビアのロレンス」のつもりであったが、写真で見ると怪しげな日焼けの跡が皮向けのアルカイーダみたいになってしまっている。

 台風の雨風に耐えて息絶えたのだろうか?芝生の上でご臨終を迎えたと思われるセミがあちこちに落ちていた。ついでに柿の木にメスのカブトムシが・・・。

 さて、残暑は厳しいものの、いよいよフランスではラグビーのワールドカップが開幕した。緒戦で地元フランスがアルゼンチンにまさかの敗戦となったが、ジャパンは優勝候補のオーストラリアである。万が一にも勝ち目はないだろうが、ジャパンラグビーの真骨頂「魂のラグビー」を見せて、100点取られても、せめてワントライでもあげてくれればいいなあ。 2本目が善戦すれば、次のフィジー戦で1本目チームに勢いがつくはずだ。もうそろそろ、W杯での2勝目を挙げて欲しいものだ。天国の宿沢さんもそう願っている筈。で、これからTV観戦モードにKc350031 突入である。

 さらに、明日2時からは熊谷で、母校中大のリーグ戦初戦、VS大東文化大戦が行われる。昨年は日大の棄権でかろうじて6位に入り、入れ替え戦は免れたものの、相変わらず厳しい戦いが続く筈。こちらはスタンドで観戦する予定。「暑いぞ、熊谷」に負けないくらいの熱い試合を期待している。

 かくて、今年もらラグビー三昧の週末を迎えたいところなのだが、仕事のスケジュールで昨年同様、今年もあまりスタンドで観戦できそうもないなあ。

 

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