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B級グルメ王は誰の手に?・・・Part2

 もう一部のマスコミで報道されているようであるが、第2回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦は昨日(4日)、以下のように決定した。

優勝 豆腐ラーメン(さいたま市)
2位 煮ぼうとう (深谷市)
3位 雪くま   (熊谷市)
4位 すったて  (川島町)
5位 ゼリーフライ(行田市)

【豆腐ラーメン(さいたま市)】
 20080505_01 グランプリの「豆腐ラーメン」は100万都市の地元開催の利を活かしての受賞となった。確かに、初日の行列を見ると、3位に入った雪くま(熊谷市)とダントTwoのいい勝負であった。しかしながら、何といっても地元開催、動員したスタッフの数と若さと、元気のよさで客をかき集めた感じ。かつての大宮南銀座通りの強引な客引きみたいで、その傍若無人な客寄せ手法は個人的には第二位のディフェンディン具チャンピオンの煮ぼうとう(深谷市)ともども印象はかなり悪かった。テントの中もちょっと場違いの気合が空回りしている感じ。僕としては、雪くまを第一位に押したいところだったが、先日も書いたのだが、美味しいのだけれども、あのボリュームでカキ氷が200円(確か、昨年の大会では100円だった筈)というのはどうなのかなあ・・・? 比較すると、豆腐ラーメンは小振りながら、しっかりした器にもられ、100円だった、というコストパフォーマンスの高さが受けたのではないか? とりたてて「美味い!」と納得するようなラーメンではなかった。なにか、絹ごし豆腐と醤油ベースのあんとワカメがバラバラに味を主張していて、器一杯のラーメンとしての完成度は50点かな・・・という感じ。僕の周りの人も、「とりたてて美味しいとは思わないが、100円でこれならB級グルメとしては充分!」という意見が多かった。マイナス面としては「ワカメは入らない(このラーメンには合わない)」「マーボー豆腐をのせたほうが良かった」「ピリ辛を期待していたのにガッカリ」といったところ、中には「さいたま市代表というが、さいたま市民の大半はこんなの知らない」のだそうだ。まあ、このグランプリを機に一気にブレイクするのを目論んで1杯100円で、という大勝負に出た、ということか。普通のドンブリのレギュラーメニューになるといくらくらいなのだろう? 

【和楽備茶漬け(蕨市)】
 20080505_02 わさび茶漬けの洒落なのだろうが、こちらもどの辺が和楽備なのか?というとイマイチよくわからん!昨年は焼きおにぎりの上にジャコと水菜がのり、出汁のきいたスープがかかっていただけだったが、今回は種類も増えて3種類くらいあった。オリジナルのものを今回、試食したのだが、ふむ、なかなかヤルナ!という感じである。でも、焼きおにぎりにした理由がさっぱりわからない。申し訳程度の焼き方で、ここは納得できません。短い時間で数をこなさなければならないので仕方ないかもしれないのだが、焼きおにぎりも出汁も冷めていて残念だった。石焼ではないけれども、焼きおにぎりに出汁をはった瞬間に「ジュワ~」とかいう演出があるとよかったですね。でも、もし、これで焼きおにぎりがアツアツだったら、という想像で充分に楽しめたのでいいか。でも、もう少し香ばしさがきかないとね~。酒飲んだ後に、もう一度食べたいね。お奨めします。さらなる進化を求めたいです。200円。

【つみっこ(本庄市)】
20080505_03  昔、我が家でもよく食べました・・・スイトン。あんなものが何で美味かったのか?子供の頃は不思議でしたが、大人になって酒を飲むようになって、ある行きつけのお店のスイトンがありまして、「う~ん、ここのスイトンは美味いんだけど懐かしくないねえ。」と言ったら、大将が「ウチのは群馬の山奥のスイトンの味、埼玉のとは違うみたいだね~。俺もこっちに来てスイトン喰っても美味いと思ったことはあったけど、懐かしいとは感じなかった」ということのようで、それぞれにお袋の味はしっかりと舌に馴染んでいるようです。で、ここ本庄のスイトン「つみっこ」は、というと、見事に期待を裏切られた方が多かったようです。その昔懐かしい味を求めてきたのに、なんと、「カレー味」。つまり、ややスパイシーで辛めの学校給食のカレーの中に、かなり大振りなスイトンがこれでもか、という感じで浸かっている(決して浮かんでいるなんて生やさしいものではありませんでした)感じなのです。わたしゃ、ご飯が欲しくなりました。「『つみっこ』ってなんですか?」「スイトンのことを本庄ではこういうのです」「ああ、スイトンですか」という言葉のやりとりを経て、並んだ多くのかたは、醤油味ベースのものを期待して並んだのではないかと思います。期待を裏切らないで欲しいなあ・・・。200円。

【トルコケバブ(番外編)】
20080505_04_2   番外編です。なにしろ、3日目の今日は、昨日でグランプリを決めるための投票が終わったので、大半(18団体中8団体)が、「そんなら関係ねえ」とばかりにテントをたたんでリタイヤしてしまったので、10団体しかエントリーしていませんでした。おまけに、その10団体の中に、食べ慣れていて最初から試食する予定のなかった、こうのすコロッケ(鴻巣市)、フライ、ゼリーフライ(ともに行田市)、焼き鳥(東松山市)、初日に試食した雪くま(熊谷市)、とまとルンルン揚げ餃子(北本市)、太麺焼きそば(川越市)があるので、残されたのは前述の3食だけだったのです。で、カレースイトンのスパイスの影響で猛烈に空腹感が沸いてきて、「そうだ、世界のグルメコーナーでインドカレーがあったなあ、こうなったら、もうちゃんとご飯のあるカレーが食いたい」ということになって、出かけてみると、「本場インドのキーマカレー」と書いてある看板にカッコ書きで「(カレーコロッケ付き)」とあるではないか? 馬鹿言ってんじゃないよ!本場インドでは、カレーにコロッケをのせて食うってか!?と、ゲンナリして、お隣のトルコケバブの香ばしい匂いにつられて買ってしまいました。
 思えば、かれこれ10年ほど前、職場の慰安旅行で訪ねた新潟県の柏崎トルコ村(現在は閉鎖されています)で、同じようにケバブの香ばしい匂いにつられ、1000円札を握り締めて並んだのに、何故か、係の人が現れずに、結局、バスの出発時間になってしまった。という未練がましい思い出が脳裏をよぎり、今日こそは、と行列に加わったのでした。500円で、このボリューム!おお、これがトルコか!シシカバブ~! 20080505_05 なぜか、最終的には、B級グルメとは関係ないもので、満腹になったのでした。

 最後に、う、う~ん、初日に部下が美味そうにすすっていた「すったて(川島町)」が食べてみたかった。「いやあ、普通の冷汁ですよ~。夏になると毎日食べるから懐かしくもなんともないですけどね~。」 とは聞いていたので、じゃあ、いいか、と思っていたのでけれども、確か、部下の住んでいる所と、我が家の辺りでは、夏の定番である、この冷汁の味付けが違うことは去年、知っていたのだった。どんな味なのか、段々気になってきました。 ねえ、次回はいつ、どこでやるのですか? 埼玉県産業労働部観光振興室の皆さま?

 それにしても、家族とレジャーに出かけるなんてこともなく、仕事、仕事。 なんてゴールデンウィークだったんだろう。か、悲しすぎる・・・(-_-;)

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B級グルメ王は誰の手に?・・・Part1

 いわゆる「B級グルメ」というのが巷で密かなブームを呼んでいる。最近良く聞く言葉なのだが、人によって解釈はまちまちだし、当然「B級グルメ」をうたったイベントなどに出展している当事者にとってもその何たるか?について万人を納得させることが難しいらしい。一般的には「安くて美味いもの」だと思っていれ20080503_01ばいいのだろう。

 大宮のソニックシティで今日から3日間、「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」が開催されている。 今回が第2回。この手のイベントを県が主催すること自体が、なかなか埼玉もヤルゾ!という感じだ。何しろ、埼玉県には県庁の中に「埼玉県産業労働部観光振興室でぃーぷ担当」というセクションがあり、「埼玉ちょ~でぃーぷな観光協会」というサイトまで立ち上げて、県内の知られざるオタッキーな観光名所ばかりを紹介している。いわゆる埼玉県には、一般的な観光地が皆無であるために、このような企画を仕掛けざるを得ない、ということなのだろう。

 昨年、行田市で開催した「第1回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」のときは、どこのグルメブースの前も長蛇の列で、決められた時間内にすべてを食べることができなかった、ということなので、今回は3日間で、出場した18のB級グルメをいくつ食べられるか? といっても、3日間も通い詰めるほど、こちらも暇ではない。とりあえず、わざわざ、行列に並ばなくても、普段、いくらでも食べられる、地元の「こうのすコロッケ」と行田市の「フライ」「ゼリーフライ」、東松山市の「やきとり」はパスして、トライしてみました。幸い、朝からの雨模様で、お客さんの出足が鈍く、仕事の休憩時間と昼休みを利用して、5つの試食に成功した。

【太麺ソース焼きそば(川越市)】20080503_02
 「川越」ときくと、小江戸といわれる古い町並みが残り、埼玉でも希少な観光地である。どちらかといえば、というか埼玉県民から見ると、「焼きそば」のまち、というよりも「いも(サツマイモ)のまち」というイメージ先行逃げ切りで圧倒的な強さを見せてゴールイン、という町で、多分に「ダサイタマ」と蔑称される埼玉県のマイナスイメージの責任の大半を受け持っている町でもある。僕は以前、川越市内のお店で、この焼きうどんほどは太くはないが、マルちゃんのソース焼きそばの2倍はあろう、という太麺焼きそばを食べて、「焼きそばは太麺に限る」という確信を得た。今日は、久しぶりに太麺焼きそばとご対面である。しかし、期待が膨らみすぎたのであろうか?以前のような感動がない。というよりも、雨で人が少なくて、作り置きのものだったので、冷めていて、残念ながら・・・あれほど逢いたかった初恋の人に10年ぶりに街角で出会ったのに声もかけられなかった・・・という感じ。(200円)

【冷やしカレーうどん(小麦の里くまがや 熊谷うどん)】
20080503_03  以前ブログで書いた「暑いぞ!熊谷」で売り出し中の県北の雄、熊谷市からは2点が出展。この辺は全国有数の小麦の生産地であるので小麦の里というらしい。ちなみに埼玉県で「うどん」といえば加須市(かぞし)なのだが、前回の大会には「加須うどん」で出ていたのに、今回は出ていない。人に聞いたところ、加須のうどんは立派な主食でA級グルメ、B級などと呼ばれたくはない、からだというのだが・・・。でも、「熊谷うどん」などとはこれまで聞いたことがない、ので興味津々の試食であった。さすがに「暑いぞ、熊谷」だけに、涼しげな「冷やしカレーうどん」である。いくら暑いときでもカレーなら喰える、ということなのだろう、そして、それが冷えている、となると・・・。膨らむ期待。
 中太の漂白うどんの上に、薄切りのニンジン、水菜と大根おろし、カレーうどんという割には、カレーを感じさせない透明な汁で色合いもいかにも涼しげである。が、しかし・・一口で「もういいや」である。カレーうどんの辛さ、スパイシーさは影を潜め、大根おろしの汁の味だけ、根本的に、ゆで過ぎたうどんはコシがない上に、水っぽくて、イマイチかなあ・・・(200円)

【とまとルンルン揚げ餃子(北本市)】
20080503_04   北本市は、かつて「石戸トマト」というブランドのトマトで一世を風靡したトマトのまちで、全国で初めてトマトケチャップ(トマトソース)の工場ができたところでもある。町でも、最近、トマトによるまちおこしをはかっていますが、B級グルメの世界ではそれ以前から「トマト大福」で有名なところ。今回あえて、そのトマト大福でチャレンジしてこなかったのは、どうしてなのだろう?といっても、大のトマト好きの僕が断言するのだが、このトマト大福、あんまり好きではありません。
 ちなみに、鴻巣市にも「ブドウ大福」といって、特産の巨峰が丸ごと一粒入っている、非常にジューシーで美味しい特産品があるのだが、こちらは巨峰の獲れる秋だけの限定生産のため、この時期に「B級グルメ大会」がないと出場できない。まして、この大会のように、5時間で1,500個もテントの中でこしらえて、その場で販売するなんて芸当は無理なので、最初から出場を拒否されているようなもの、だということを知り合いの和菓子屋さんが言ってました。
 で、この「とまとルンルン揚げ餃子」なる人を喰ったネーミングの餃子ですが、見た目はそれほど、「ルンルン」ウキウキした印象は感じられません。トマトというよりもニンジンを練りこんだ皮みたいな色、あるいは揚げ過ぎて全体的にキツネ色に焦げ目の入った餃子みたいです。中身はどうなのか、と半分食べてみると、見事なまでに皮と具の色が同じです。ニンニクは入っていないみたいです。どの辺にトマトがあるのか、見た目にはわかりません。かなり細かくなっているようです。3個100円と、とてもリーズナブルで味もよくて、これぞ、B級グルメ!という感じなのですが、最後の3個目を食べた後でも、どの辺がトマトなのか、わからず、ルンルンどころか、悶々としています。

【なまずのたたき(吉川市)】
 なにやら、オドロオドロしげな名前の食べ物の登場です。吉川市は、確か駅前にナマズの銅像(?)があるくらいナマズのたくさん生息していたところのようです。一緒に行った部下に一個おすそ分けをしてもらったものを、すぐに食べてしまったので写真を撮るのを忘れてしまいました。文字通り、というか言葉だけ見ると、なまずの肉をネギと一緒に包丁で細かく叩いて、ワサビ醤油で・・・と思ってしまいますが、さにあらず、これは、さらに油で揚げています。色も薄黒くて、一見すると鰯のつみれみたいです。食感は、ボソッとしていますが、適当に弾力がありながら、すぐに口の中でほぐれてしまいます。魚臭さもなく川魚っぽくない感じ・・・。
 「たまみやんさん、どの辺がなまずなんでしょうね?」と部下。
 「何を食べてるのかわからないほど淡白なところだろう」と以前、食べたナマズの刺身を思い出しながら答えます。ナマズの味を知らない上に、どこにナマズらしさを求めるのか? さらに先ほどの悶々が深まります。ところどころに髭が見え隠れする、とかするとナマズっぽくなると思うのですが、揚げ物である以上、揚げたてアツアツを頬張りたかったところなので、美味い・不味いのコメントはいたしません。せっかく油で揚げるのですから、「なまずの叩き上げ」とか洒落るのも悪くないと思うのですが・・・(100円)

【雪くま(熊谷市)】
20080503_07  極寒の前回大会において、圧倒的不利を予想されながら、真冬のカキ氷の逆手をとり、唐辛子入りのカキ氷という目からウロコのカキ氷Winterバージョンを世に送り出して、見事、4位入賞を果たした「雪くま」くんです。さすがに「暑いぞ!熊谷」、目のツケドコロガ違います。前月放送された「アド街」でも取り上げられ、今では池袋のナンジャタウンでも売られている、という実力者です。今回も「生絞りグレープフルーツ」「ココアミルク」「いちご」「甘露」「雪桜ミルク」などラインナップは抱負。僕は「雪桜ミルク」を注文。氷の上にミルク(練乳)をかけて、さらに氷をかいて、洋酒(フルーツポンチのようなもの)に浮かんだ桜の花びらをかけてくれます。花びらが萎んでいるので、見た目にはそうとはわかりませんが、噛みしめると、ほのかに桜の匂いがします。何よりも、主役のカキ氷が、普通のカキ氷とは、まるで食感が違います。ジャリジャリとした感じではなく、ふんわりスベスベみたいな感じで口の中で溶けていきます。私、一口食べてみて、思わず「あああ・・・」と唸ってしまいました。
 この「雪くま」がカキ氷ではなく「雪くま」であるための3つの条件があるそうです。
  (1)熊谷市の美味しい地下水を使うこと
  (2)昔ながらの削り方で氷を削ること
  (3)他にはないオリジナルのシロップを使うこと
なのだそうです。そう聞くと、他のシロップも試してみたくなりますが、実は番外編で休憩コーナーで、売っていた日高市の加藤牧場のアイスクリームがあまりに美味しそうだったので、バニラ味とコーヒー味を2つ食べた後だったので、すでにこめかみの辺りがキンキン痛くなっておりまして、断念いたしました。
しかしながら、雪くま、恐るべし! でも、これで200円って高くない?
明日は天気も回復して暑くなりそうだから・・・ すごい行列になりそうです。

【ほら貝おじさん(深谷市)】
20080503_05  これは番外編です。こんなグルメはありませんが、会場で物凄い御仁を見つけました。この世界ではかなり有名なかたらしく、「あ、また来てるよ・・・」と指をさされていましたのが、深谷市の武州煮ぼうとう研究会のほら吹きおじさん(名前は知りません)。会場のあちこちに突然、現われては、「煮ぼうとうを食べていただいた皆様のご多幸を祈念して・・・」と前口上を大音声でまくしたて、やおら、手にした法螺貝を「ぶゥお~~」と吹き始めるのです。私など、ナマズのたたきを食べているときに、突然、耳元で「ぶゥお~~」とやられましたので、危うく失禁しそうになったほどでございます。とにかく、やかましくて楽しいオジサンです。

 また、明後日(5日)、仕事で大宮に行くので、残りのグルメも試食を試みる予定です。

 

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