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箱根駅伝と鴻巣の微妙に深~いカンケイ

 今年のハコネは、あまり期待していない。優勝争いにからむことはないだろうし、シード権である10位以内を死守できるか?、に注目だからである。そういう意味で予想に反して、というか2区の徳地、3区森の4年生コンビが踏ん張り、4区途中まで3位争いに加わるなど、もうウハウハ気分であったが、徳地以上に期待していた来年のエース候補、梁瀬が途中までの3位争いから、思いもよらぬ区間最下位の急ブレーキ、結局往路11位と、一昨年と同じ位置、昨年の14位よりもいいと言えばいいのだが、一位東洋大との差が6分28秒と、昨年の往路優勝の早稲田との差5分55秒よりも悪い。なんとか、明日挽回して25年連続シードの記録は更新して欲しいものだ。

 それにしても、部員の不祥事で一時は出場が危ぶまれていた東洋大が、超スーパールーキーの柏原のあっぱれタフな走りで、出場67回目にして初めてのタイトルは立派であった。 こういう逸材を、すなわち箱根目的のためにスカウトしたスタッフは見事! 区間賞を3人も出した早稲田、これで何故優勝できないのか不思議なくらいだったが、優勝候補の駒沢が7分55秒差のまさかの15位、駒沢の浮上は99%無理の状況から、層の厚さを考えれば、総合優勝は動かぬところか。復路優勝・駒沢で総合優勝は早稲田、という2年前と同じような優勝3校になるのだろうか? 他の有力校、順天堂、亜細亜、東海が下位に沈むとはねえ・・・。いやあ、晴天に恵まれた筈なのにレース内容は大荒れだった。

 さて、箱根駅伝の誕生秘話みたいなもの、これはもうあちこちで取り上げられているので「秘話」にはなりえないだろうが、箱根駅伝の誕生に、ここ鴻巣がほんの少しではあるが、関係していることは、駅伝ファンの間ではかなり有名なのだが、あまり地元の人間は知らないみたいだ。
 すなわち、1919年(大正8年)の10月のある日、明治大学出身の山口六郎次が、自分の出身校である鴻巣の小学校での運動会の審判として、当時の日本長距離陸上界の第一人者であった金栗四三、沢田英一、野口源三郎の三人を招いた。上野駅から乗り込んだ高崎線の列車の中での会話が、盛り上がり、大きな長距離レースを実施する夢を語り合ったことが、その後、箱根駅伝につながる端緒となった、というもの。

 後の衆議院議員で、自民党の副幹事長、埼玉県体育協会の初代会長を務めた山口(私にとっては息子の山口敏夫元代議士の方が馴染みがあるのだが・・・)の功績を讃えて、箱根には銅像が建っているらしい、東松山の箭弓稲荷神社にも銅像が建っているが、箱根駅伝については記載されていない。

 今から10年以上も前になるが、この話をきいて、この山口の出身校である小学校がどこなのか知りたくて、鴻巣市の教育委員会に訊いてみたのだが、結局判らなかった。ここで疑問なのは、山口六郎次は現在の白岡町の出身であることまでは判っているのだが、なぜ、彼が鴻巣の小学校に在籍し、卒業していたのか、はたまた、彼がその後、東松山に根をおろし、政治家の道を歩み、東松山の名誉市民となったのか、が今ひとつよくわからないのだ。

 ただ、大学対抗駅伝のコース選定にあたり、東京~箱根を主張する早稲田大学の河野一郎と、東京~日光を主張する山口の争い(他に水戸という案もあったそうだが)があったらしいこと。東京・日光間往復駅伝が実現していれば、当然、山口は故郷に錦を飾ることができるわけだし、河野の考えも同様。結局、日光には各大学の選手・役員を受け入れるだけの宿が確保できない、という理由で箱根になったらしいのだが、もし、箱根駅伝ではなく、日光駅伝だったら、今頃、鴻巣市内に中継点でもあったかも知れない。

 今、箱根を走る選手たちの中にも、9月に鴻巣の陸上競技場で行われる記録会「鴻巣ナイター陸上」に参加して、そのときの記録が箱根出場の際の選考基準になったりしている人もいるという。そういう意味で、最初から細々とではあるが、箱根駅伝と鴻巣の微妙な関係はずっと続いていくのかも知れない。

 さあ、明日は、真っ赤な襷を最後までつないで、絶対シード権をとろう!

 

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