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失われた愛を求めて ~その6~ 食べられなかったクラゲ定食

 なかなか失われた愛が見つからない、当たり前だ。目的地の米沢にまだ足を踏み入れていない。で、冷やしラーメンを食べた我々は、目と鼻の先にある愛を目前にして、さらに遠く、日本海の夕陽を見に西に向かって突き進むことになった。

 20090824_07 今宵の宿は湯の浜温泉「亀や」さんである。ホテルの前、日本海を目の前に広がるは湯の浜海水浴場。ここで海水浴も、水平線に沈む夕陽を眺めながら露天風呂も楽しんでしまおう、という計画である。

 駄菓子菓子、山形自動車道をゆく我々の前には、黒い雲が広がっている。羽黒山も月山も雲に隠れて、時折、フロントガラスを雨がたたく。鶴岡インターを出て、目前に日本海が迫った頃、本降りになった。それもものすごい雨である。鳥海山の勇姿も見えない。海水浴は諦め、日没までに天気が回復し、夕焼け露天風呂に期待して、宿にチェックインした。

 「庄内なのに何故?京言葉」とはJR東日本の「大人の休日倶楽20090825_09部」のキャッチコピーだったが、お隣の酒田が北前船で上方との交易で栄えたためらしい。確かに、ここ鶴岡市の湯の浜あたりでも、中居さんと話していても、どことなく言葉がはんなりとしているような感じ。

 「海水浴? 昨日の日曜日は浜いっぱい子どもたちがいましたけど、もう学校が始まってますので今日は誰もいないみたいですねえ。それにこの雨では寒いですし、どうですか? ちょっと先に水族館がありますから行ってみては?フロントに割引券もございますので・・・」

 「水族館」と聞けば、全国の水族館を制覇すると企む我が家族である。行かない手はない。でも、こんなところに水族館? あるある、鶴岡市立加茂水族館。なんでも、施設の古さ、規模の小ささは日本一、だけどクラゲの展示では世界一だという。それにここでしか食べられないクラゲ定食もあるという。冷やしラーメンのあとはクラゲ定食である。おやつに定食では腹にたまって夕食に差し支えそうだが、相手はフニャフニャのクラゲである。きっと満腹になってもすぐにこなれるだろう、ということで早速出かけてみた。宿から一本道で5,6分で着くというので、車を走らせたのだが、10分走っても、水20090825_12族館らしい建物が出てこない。

 施設の古さと規模の小ささが日本一ということは、もしかしたら先ほどのスコールで海に流されてしまったのかと引き返してみると、何のことは無い。海に突き出し小さな岬部分のトンネルのところにあった。隣接する県立加茂水産高校のせいで付属施設と見間違ったのが致命傷だった。でも、どこにも看板が立っていない。

 観光客もまばらで、どことなくノンビリした雰囲気の水族館である。入り口に「クラゲ定食20090825_10」というオレンジ色の幟がはためいているので、水族館というよりも田舎のドライブインといった感じだ。展示物もさすがに「日本一」と自負するだけあって、大したことはないのである。水産高校の付属施設と間違ってもしょうもないが、さすがに「世界一」を標榜するクラゲ類の展示「クラネタリウム」は飽きんかった。

 いいなあ~、クラゲって、フワフワ浮いていて、海のナマケモノ的な生活で、見とれるというよりも完全に同化しちゃうんだよね~。なんか身体が軽くなってくる感じで・・・決めた!今度、生まれ変わるとしたら絶対、クラゲ!

  外では、ゴマフアザラシが人間に愛嬌を振りまくでもなく、そ20090824_06っぽ向いてゴロンと横たわっている。 ああ、アザラシもいい、こいつらの生き方も最高だ!ただし、水族館で飼われているアザラシに限ってだろうけどな。

  ここのもう一つのウリは、海猫に餌付けができること。海に突き出たテラスの上で鐘を鳴らすと、無数の海猫がやってくる。これに小さく切ったイワシなどの小魚を放り投げてやる見事にキャッチするというもの。小さいながら結構楽しめる仕掛けがありましたね。

 残念ながら、出かけた時間が遅かったため、レストランが閉店していたので「クラゲ定食」はお預けになりました。他にもメニューにクラゲラーメン、サツマアゲ、刺身、春巻、おひたしなどのクラゲを使った一品料理あり、デザートにクラゲ饅頭、ゼリー、ソフトクリーム、ジュースなどとにかく、クラゲを使ったありとあらゆる料理が楽しめ、全国のクラゲファン(?)垂涎の的とのことです。

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失われた愛を求めて ~その5~ ああ、青春の冷やしラーメン

  2日目の昼食は、山形の夏の定番(?)冷やしラーメンです。立20090824_05石寺から車で40分ほどで山形市の中心部に入り、冷やしラーメンの元祖といわれている「栄屋本店」は平日の昼時なのに行列ができています。観光客だけでなく、勤め人風の人や作業着姿のかたもいるので、いわゆる地元の人に愛されて、みたいなお店なのに違いありません。ラーメン店というより、紺の暖簾が下がり、見た目はお蕎麦屋さんです。後で聞いたら元々はお蕎麦屋さんが出していたラーメンのほうが有名になってしまった、ということらしいです。

 並んで30分くらいたって、入り口まであと5人というときになって、扉が開いて、白のワイシャツのオジサンが出てきました。目が合うと、「お兄さん、どっから?」「埼玉です。」いきなり、というか「お兄さん」なんて最近言われたこと無いので、ドキっとしました。
「冷やしラーメン喰いに来たの?」
「はい」
20090825_06_3  「こんな行列作って食べるほど、そんなに美味いもんじゃないよ、ご愁傷様~」
というと煙草を一本ふかして、また店の中に消えていきました。どうやら、中が禁煙のため注文が終わって、外に出てきたようです。

 さらに15分ほどたって、ようやく店の中に入りました。やっぱり、壁中、いろんな有名人のサイン色紙が、見ると店主と思われる御仁が皇太子と映っている写真もありました。席に腰掛けてから、食べるものは決まっているのですが、一応メニューをチェック。
牛もつラーメン(800円)、山形薬膳ラーメン(1000円)、かつラーメン(900円)、たぬきラー メン(750円)、激辛冷やしラーメン(850円)など初めて見るようなメ ニューばかりです。どう20090825_07_2 やら、この店主はアイデアマンのようです。
 注文は家族全員で冷やしラーメン(750円)。周囲を見ても他のメニューを食べている人がいないところを見ると、残念ながらここはやはり「冷やしラーメン」のお店なのです。先ほど、「そんな美味いもんじゃない」と人を見下したような顔をした件のオジサンも、部下なのか、不倫相手なのか判りませんが、若いOL風の女性と二人でいちゃいちゃしながら、冷やしラーメンを食べてます。

 夏といえば、冷やし中華なんでしょうが、実は私はあまり得意ではありません。もとより酸っぱいもの、というより咽返るような酢の刺激が苦手なので、これまでも学生時代にアパート暮らしをしていた時分から、普通のインスタントラーメンのスープに氷を浮かべて食べるという、自己流の冷やしラーメンを食べていたくらいですから。運ばれてきた冷やしラーメンはキュウリと氷が乗っている以外、見た目は普通のラーメンですが、油がすごいギトギト浮いています。細君と息子は一口食べて、「並んで食べるほどのもんじゃないって本当だわね」といきなりガッカリしています。しかし・・・

  20090825_08_2ワタシャ、好きですね。この味・・・。ギトギト油の正体はゴマ油だと思われますが、これ、私の学生時代プレイバック物語です。日清の出前一丁で作った自己流冷やしラーメンには、必ずゴマラー油をかけてましたから・・・ミョーに懐かしくなってしまいました。隣のアパートとは50センチしか間がなくて、窓を開けると、歯磨きしてるお隣さんと目と目がばっちり合っちゃうような六畳一間の部屋でしたから、蒸し暑い夏でもサッシの窓を両脇3センチ位しか開けられなくて、扇風機の生温かい風にあおられながら啜った、まさにあの味に近いものがありました。

 あのオジサン、きっと観光客が押し寄せて、自分の大好きな冷やしラーメンを短い昼休みなのに並んで食べなければならない恨みをこめて、「お前ら~帰れ!」と言ってたんじゃないかな・・・ゴメンなさいでしたshock でも、また行っちゃうもんね~run

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失われた愛を求めて ~その3~ 温泉卓球

 さて、一日目の宿は仙台の奥座敷・秋保温泉の篝火の宿緑水亭です。20090823_08
秋保温泉は大好きな温泉の一つです。理由は
(1)昔の職場旅行で、とても楽しく酔った思い出があったこと
(2)これまで宿泊したホテル・旅館がどれも個性的であり、ハイセンスでハズレがなかったこと
(3)仙台という都会に極近のロケーションでありながら、十分に山のいで湯の風情を楽しめること
(4)新鮮な山海の幸を楽しめること
(5)そして何よりも、秋保温泉のいいところはお湯が温くてまったく自分好みの泉温であることです。
 ついでに、この地には鴻ノ巣という地名がありますから、なにか親近感がもてたりもします。

20090823_09  で、ここ緑水亭さんは秋保温泉らしく10階建て客室数100室の大型旅館で、かなり広い敷地の中に立派な日本庭園があり、さすがに今上天皇が皇太子時代にお泊りになられた雰囲気が漂っています。
 二食付き一泊1万4千円を切るというエコノミーな部屋のプランでしたが部屋も奇麗、料理も部屋出しではありませんでしたが、十分なものでした。秋から冬ならば松島の牡蠣でしょうが、今回はアワビの酒蒸しと和牛のステーキが楽しめるコースで、量も適量。前菜の六種盛から見事、板長さんの意気込みが感じられました。食事処のスタッフのサービスも行き届いており、これでこの金額でいいのかなあ、という感じです。
 欲をいえば、床の間の掛軸がいかにも安物っぽくて感心しなかったことと、部屋に持込用の冷蔵庫がなかったことくらいでしょうか。これは持込用の冷蔵庫に初めて出会ったのが同じ秋保温泉の佐勘さんだったから余計に目立ったなあ、それにもう20年も昔のことですし、最近はどこのホテルに行っても少なくとも部屋のトイレをウォシュレットにしている位の所には当たり前みたいにあったりしますから残念ですね~。 

 20090823_10 肝心の温泉ですが、内湯の浴槽がかなりデカイ割には脱衣場が狭かった感じです。自慢の篝火のある露天風呂ですが、山の中だけあって篝火の明かりに誘われてアブみたいな虫が随分飛んでいて、周りのお客さん随分刺されたりしていましたし、虫刺されの薬品や蝿叩きが常備されているのもおかしかったです。 

 夕食後の風呂上りに、子どもと卓球で遊びました。これがかの温泉卓球ですね~。浴衣で卓球というのはあるいは初めての経験でしたが、息子以上に夢中になってしまいました。酔いも回っていたせいか、中学時代を思い出して、真剣モードに突入し、かなりデカイ声を出して周囲にご迷惑をおかけしたかもしれません。一汗も二汗もかいて、また風呂に入り、ぐっすり眠ることができました。

(つづく)

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失われた愛を求めて ~その2~ 感覚ミュージアム

 20090823_04牛タンでお腹を満たし、予定では直江兼続のライバル伊達政宗の馬に跨った像のある青葉城址公園に行くことになっていたのだが、駐車場を前にクルマが長蛇の列!で、あっさり諦めて牛タンを食べながら見ていたガイドブックに載っていた感覚ミュージアム(大崎市)なるスポットへ立ち寄ることになった。
 この珍妙なる名前の博物館は、人間が持つ五感をテーマとした日本発のミュージアムというふれこみで、感覚体験を通して感じる力、想像力を高め、心の豊かさを醸成するという。夏の終わりとはいえ、日曜日なのに、駐車場はガラガラで、一抹の不安。もしかしてやってない?つぶれちゃったのかと思ったが、ちゃんと営業してました。
20090823_05  入館前にトイレに入ると、のっけから「何なんだアア~、これは?」なにやら気味悪い雰囲気で、目が回って落ち着いて用も足せない雰囲気です。
 ダイアローグゾーン(身体感覚空間)と名づけられたスペースにはサークル・ン・サークルという巨大な横に寝転んでペダルをこぐ自転車があり、進むたびにいろいろな落書きを楽しむことができます。スペースアンドサウンドでは、テルミンみたいな音を発生させて自分の手の向きを変えることで音を移動させて爆発させたり、かなり興味の尽きないアトラクション(展示物とは言い難い感じです)がありました。20090823_06 何がなんだかよく判らないうちに時間だけが過ぎていくような感じ。鏡の空間、エアートラバースはガイドブックに写真が載っていたので、ここに行く決め手になったところ。入館時にもらったパンフレットには「天井がガラスで壁と床が鏡張り」とあるけれども、実際は「天井と壁が鏡張りで床はガラス」でした。床が鏡だったらミニスカートのお姉さんと是非とも連れ立って行ってみたい魅惑の部屋ですな。
 モノローグゾーン(空想空間)では影をテーマにしたアースガーデン、数十万本はあろうかと思われる紙縒りでできた香の森、水の無い浴槽に身を横たえることができるハートドームなどがあります。
20090823_07  随所でインストラクタのお姉さま(実際は運営するNPOのおばさまたち)が「ここは○○で、こうすると○○になるんですよ」と、いかにもマニュアルどおりの説明をしてくれるんだけど、「なぜ、○○になるんですか?」と訊ねても、最初のコメントを繰り返すだけで、まことに用を得ない。まあ、原理や仕組みなんてことは気にしてはいけない。ここは感覚ミュージアムなんだから、ゆっくり五感を研ぎ澄まして、リフレッシュしてくださいね、という施設なんだろう。
 屋外に点在する耳のオブジェも、訳がわからないけど、なにか面白かったな。今度はこういうところだという所を踏まえてから、一日ぼんやりと過ごしに来ようかな、という釈然としないけれどもリピーターになりたくなる不思議なところでした。

(つづく)

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失われた愛を求めて ~その1~ 利久の牛たん

 遅めの夏休みをとって南東北をクルマでめぐってきた。20090823_01
直江兼続の「愛」の兜を見に行く、いわば愛を探求する二泊三日の旅である。
 思えば小学5年生のときにNHKの大河ドラマ「天と地と」で上杉謙信(当時は石坂浩二)ファンとなった自分であるが、その影響でか二人の息子も大河ドラマファンであり、今回も歴史大好き人間で「織田信長」を卒論のテーマにしている大学生の息子はアルバイトで忙しい、というより就職先が決まらず不参加であったが、何よりも小学6年生の二男坊が「天地人博に行きたい」と言い出したのであった。

20090823_02_2  家を朝7時に出て、羽生インターから東北道をひたすら北へ・・・
 途中、那須高原SAで休憩し、鮎の塩焼きを頬張り、トラベルモードに体と舌を馴染ませた後、直江兼続のライバル伊達政宗のホームタウン杜の都仙台で牛タンで昼飯を食べようということになった。
 2年前に二度仙台を訪れたときは職場の旅行と母校中大ラグビー部の大学選手権出場決定戦応援のためで家族は初めてであった。
 「お父さんばかり牛タン食べてきてズルイ!」という息子のリクエストで、今回は2年前は長蛇の行列に恐れをなし、新幹線の時間に間に合わないため、泣く泣く諦めた「牛タン炭焼 利久」を食べようということで、一番インターから近そうな富沢店にお邪魔した。20090823_03

 私と息子はオーソドックスに牛たん定食(1200円)、私は麦飯を大盛(+50円)にとろろ(+100円)をつけて、細君はレディースヘルシー御膳(1280円)を注文。
 お盆前に友達にもらった尾瀬のお土産(?)の牛タン(??)の塩焼きを家で食べたという息子は、この肉の厚さにかなり感激していた。
 「全然、違うねえ~。厚くて美味しいやあ…、テールスープも超美味い!」と絶賛していたが、正直、私は2年前に食べた「伊達」と「喜助」の牛タンのほうが…ま、個人の好みですから。年齢のせいか歯が弱ったのか、肉が厚いのはいいんだけど、噛み切るのにかなりの労力を要しました。 
 多分、前は新幹線であったのでビール飲んだり、冷酒飲んだりしてたし、今回はあまり好みでないキリンのフリーがお供だし、あと店内の冷房が効き過ぎて、せっかくの焼きたての牛タンの筈が最初から冷めていたので、ちょっとガッカリ、おまけにメニューを見ていたら、なんと越谷のレイクタウン内に支店が・・・結構ガックリです。

(つづく)

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入場行進で涙ぐむ 

 夏の高校野球が開幕した。昔ほど、テレビに釘付けになって、みたいなことはなくなったものの、開会式だけは見ちゃうんだよなあ。入場行進で北から南へ1校1校のエピソードを聞きながら「ふんふん、へえ~」なんてつぶやいているうちに自然と気持ちが高ぶっていき、49校が一斉にホームベースに向かって行進を始めた途端に、パブロフの犬じゃないけど、ジワ~っとして涙ぐんちゃったりするわけで、これだけは見逃せないんだなあ。

 特に最近、あんな風に「イチニ、イチニ」と手足を揃えて行進するシーンって滅多に見ないし、多少アナクロっぽくなっているかもしれないけれども、なんか高校野球の入場行進を見てると、安心する、ホッとするって言うか。水戸黄門の印籠シーンみたいに、なんかこれを見ないと夏が来たって感じじゃないのかも知れない。

 でも、最近気づいたというか、目立っているのが、入場行進のときに隣のチームメイトと談笑していたり、大会役員・来賓の一連の挨拶の途中で、顔をかいたり、汗を拭いたり、落ち着かない連中が多いんだよなあ。昔は皆、汗も拭かずに真剣に話を聞いていたような気がするんですけどね。今日なんて皇太子の挨拶のときにアクビしてる奴もいたもんな。あれって、きっと学校に苦情の電話とか殺到して校長先生、大変だったかもしれないし、戦前だったら、退学処分、出場辞退とかになりかねなかったろうな。NHKもよくカメラを切り替えないで映したもんだと思うけど・・・

 埼玉県代表は飯能市にある聖望学園。母校が出ていないというよりも、飯能市ってなんか遠くってピンと来ない、埼玉は埼玉でも遠い埼玉って感じであまり関心ない。これが、平成3年の73回大会のときみたいに、門倉を要した聖望が県大会準決勝で母校に勝って・・・、みたいな流れで甲子園に出てくれていたら、俄然、応援モードになるんだけどね。

 関西学院70年ぶりですか~。母校の甲子園出場は自分が小学生3年生のときが最後(もちろん、その時は母校ではなかった)なので、まだまだ40年ちょっとご無沙汰してるだけですわいな。自分が高校に入ったときも、入学前年の秋の県大会で優勝していたし、同級生の野球部員たちも本気で甲子園に行くつもりだったなあ。今年は部員数34人ですか。生きてるうちに一度くらいは甲子園に母校(子どもや孫のでもいいですから)の応援に行きたいものです。

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秋の気配

 お盆も近くなり、生垣を刈ったり、密生し過ぎた竹を切ったりと、休暇をとっても、朝からなかなか庭仕事が忙しい。

20090808_01 一段落して、汗を拭き拭き水筒の麦茶を飲んでいると、トンボが結構飛び回っていたり、栗のいがが青く大きく実っていたり、青々しい柿の実が大きくなっていたりと、すでに秋の気配である。

 でも、夏はどこに行ったんだ~! 暑さ嫌い、夏嫌い、南国嫌いの私がこう思うほど、今年は・・・、かといって冷夏というほど涼しくない。暑いことは、たまらなく暑い! イヤ~な暑さであることは間違いない。 でも、俺が本当に毛嫌いする夏はこんなんじゃないんだ~!

 なんか、こんな夏に、7年間の地中生活から這い出てきてわずか一週間たらずの地上生活を啼き暮らすセミどもは、20090808_02「ああ、日本の夏とはこんなものか」と思いながら命尽きていくのか、ああ無情!

 それでも、畑に目を転じれば、いつものようにナスやキュウリが洪水の如く、我が食卓へ押し寄せてくる。うちのカミサン、結婚した当時、「野菜が取れるっていいねえ」と言っていたのが2週間後に、「もういやあ、助けて~」野菜の量に圧倒されノイローゼになりそうだったとか。

20090808_03  うちの父は馬鹿正直に、僕が小学生の頃、うちがまだ11人家族だった頃と同じ面積で野菜を作り続けているのだから、無理も無い。その頃でさえ、半分以上の野菜を裏の畑に捨てていたんだもの。「一袋100円で道端に無人野菜売り場でも作ろうか」、「近所も皆、畑やってるでしょ。誰が買うっていうの」「そうだよなあ、それでなくても、種類が違うから、おすそ分けとかいって、余ったキュウリだナスを隣近所に廃棄処分する土地柄だもんな」「でも、そんな気分で八百屋とかスーパー行くと、なんであんなに野菜が高いのか、不思議よね~」

 でも、やっぱり、商売で作っている野菜のほうが自分のうちの畑の野菜よりも美味いと思うのは俺だけだろうか・・・もちろん、新鮮さはさておいてなんだけど・・・あるいは、自分の家の野菜に食傷気味なのかもしれないが。

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お煮かけそばで腹十二分目

週明けの月曜日の午前中はイマイチ土日モードから復帰できない。

久しぶりに地元鴻巣市内でランチタイムを迎える。月曜日がお休みのお蕎麦屋さんが多い中、頑張っている安曇野本店にて、本日のメニューは「お煮かけ蕎麦」である。

20090803_01これは、一昔前、かつての勤務先に出入りの某ソフトウエア会社のシステムエンジニアS氏と営業担当のK氏が異口同音に「鴻巣に来て、何が楽しみって、アズミノのオニカケソバですよ~」と申すのに半信半疑(というのは、安曇野はよく出前で職場まで配達してもらっていたけれども、メニューに載っていなかったからである)で、「オニカケソバ~?」

頭の中に浮かんだのは「鬼駆け蕎麦」。大の辛いもの好きの二人の好物なのだ。きっと一口食べたら鬼も駆けて逃げていくほどの激辛の蕎麦なのに違いない。

鴻巣に住んでいて、余所者に、土地 のメニューを語られることくらい惨めなものはない。恐る恐る電話で「あの、オニカケソバって出前してもらえるんですか?」と尋ねたら、「出前はできるんですけど、器が替わっちゃうんですけどいいですか?」

であれば、何としてもお店で食するしかない、ということで、件の二人を誘って出かけてみる。メニューで確認すると、鬼は駆けていなくて、お煮かけであったが、おおっ!? 確かにこれは感激モノである。

20090803_02なにしろ、縦25cm×横30cmは雄に超えようかという四角いセイロに石臼轢き(らしい)の白っぽい蕎麦がこれでもか、というくらいに横たわっている。並み盛りで300グラムから400グラムはあるんじゃないかしらん。これをニラ、白菜、シメジ、エノキ、シイタケ、ネギ、ナス、豚肉を煮込んだかなり辛目の熱々のつけ汁でいただくわけだが、これが、美味いモヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!!

今日も座敷にいたお客の半分以上は、このお煮かけそばを食べていたが、テーブルの4人が全員お煮かけそばを注文したところでは、テーブルの上がこの四角いセイロで占領されてしまっている感があった。

これで750円。僕は普通、蕎麦屋では、大盛蕎麦ではなくて、セイロ蕎麦を2枚注文するのだが、この店では、これ1枚で十分である。とは言いながら、半分以上余ってしまうお汁を前にすると、「もう一枚食べたい・・・」欲求が沸いてくるのだが、さすがにこれは食べ過ぎであろう。

皆様も鴻巣にお出かけの際は是非、ご賞味あれ!

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多国籍ボールペン

20090802_01いつ気象庁から「梅雨明けはまだだったみたいです」というコメントが出るのか期待してるんですけどねえ・・・。

スッキリしない天気が続いている、けれども涼しくて凌ぎ易い! でも、またいつかのように日照不足でコメが不作で・・・みたいな雰囲気になってきましたね。ついに我が家の畑でもキュウリに続いてナスもおかしくなってきたみたいです。また、雨が降り出しました。結局、今日も庭の芝刈りができなかったなあ。

机の整理をしていたら、いつ買ったのか忘れましたが、100円ショップで買ったらしい4色ボールペンが出てきました。別に欲しかったわけではなく、このブログで書いたろ、みたいな衝動に駆られて購入したことを、思い出しました。何に感動したかというと、この100円ボールペンは、ドイツ製のインクとスイス製のボールを使っている、そして何と作っているのは20090802_02韓国という多国籍多色ボールペンだった、ただ、それだけのことでございますよ。

これを証明するために、未だに包装を開封できないわけでございます。ハイ・・・

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10年後のワールドカップ

2019年にラグビーのワールドカップが日本で開催されることになってしまったw(゚o゚)w。
微力ではあるがラグビーの普及活動に携わらせていただいた自分にとって嬉しい!筈なのだが、不安・とまどいの方が大きい。もちろん、明日からフィットネスに励んで、出場を狙うなんてことは考えていないし、定年退職後、それも計画では地元の熊谷ではゲームは組まれていないようなので役員として借り出される心配もないだろう。

今では、サッカーのワールドカップ、夏のオリンピックに次ぐ世界的なスポーツイベントになっているんだそうだが、日本国民の大体のかたは、「へえ~」と思う筈だ。そして「きっと、日本が出場していればもっと関心が高まるんだろうな」くらいに感じているのではないか。
ところが、日本は過去のワールドカップにすべてアジア代表として出場している。残念ながらその先は、予想通り、1勝16敗1引き分けの数字の通り、すべて予選リーグで敗退している。つまり強くない=弱いので、国民の関心が盛り上がらないのである。

では、サッカーはというと過去3回のワールドカップでの成績は2勝6敗2引き分けだが、地元開催で2勝して決勝トーナメント進出を遂げたのだから、盛り上がりますよね。Jリーグは見たこと無くても日本代表の試合が見に行く人って多いらしい。僕の知り合いでも卒業式の君が代斉唱では起立しないくせに、国立競技場では日の丸片手に直立不動で君が代歌ってる先生がいるし・・・。

サッカーの場合、ワールドカップへの道の長かったことと、ワールドカップの前にアジア予選の厚い壁があって、予選で勝ったり負けたり一喜一憂してハラハラドキドキしながら「ドーハの悲劇」とか「ジョホールバルの歓喜」みたいなドラマがあって、こういうの日本人って大好きなんだよね。それに引きかえ、ラグビーの場合、アジアでは敵なし。本大会に出て当たり前みたいな感じなので、ラグビーファンでもめったに予選には行かない。で、マスコミの関心もないし・・・みたいなことで、何となく本大会に行くと、善戦すれども勝利なしで、「ああ、またか・・・」です。

あと、スポーツの中でも複雑で難解といわれるルール以上に、一般のひとに「?」なのが、日本国籍を持たなくても、3年間日本のチーム(正確には日本協会傘下のチーム)でプレーすれば、代表メンバーになれること。特にこれが最近、多いですから国民的な盛り上がりに欠ける要因でしょう。大相撲の人気の低迷とルーツは同じかな・・・。

20090802_00 まあ、ともあれ、これほどまでに世界との差があるのは、如何ともしがたい体格差である。
確かに今の日本人ラガーは僕らが現役をやっていた30年くらい前に比べると格段にデカクナッテイル。でも、僕らが「おお、デカイ!」と驚くようなフィフティーンでさえ、欧米・南半球の連中と比べると、身長はともなくガタイが違うのだ。サッカーに比べるとコンタクトプレーの多い、ラグビーでは、この体格差は圧倒的にモノをいう。以前、日本選手権が大学選手権優勝チームと社会人選手権の優勝チームで争われていたが、その時、オーストラリアやニュージーランドの選手からは「学生と社会人を闘わせるなんてクレイジー」と言われていた。いわゆる大人と子ども。残念ながら最終的に引き算で残った選手が多いほうが勝ち、のラグビーでは、一人の突進を2,3人のタックルで止めざるを得ない闘い方では、善戦するけれども、最後はトライを許してしまうのだから。

10年後にジャパンの桜のジャージを着てピッチに立つのは大方、今の高校生、中学生くらいまでだと思う、ということは有能な素材を見つけたら、とにかく栄養管理をしっかりして、デカイ身体を作っていかないと間に合わない、というよりも、すでにこの時期の子どもでは大部分の骨格や筋肉は完成しかけているので、難しいのではないか。むしろ、ラグビーに拘らず、身体のデカイ連中を一から鍛えて才能の開花を期待するほうがいいかも知れない。

あと一つ体格以前の問題だが、これは僕のかねてからの持論です。
「狩猟民族のスポーツを農耕民族がやってはいけない、とは言わないが、勝とうと思ってはいけない。」
日々の糧を得るのに、一瞬の判断とスピードダッシュ、持久力が必要だった民族と、天気や水を気にしながら、のんびり晴耕雨読していた民族のDNAの差は、体力以上に埋まらないのではないだろうか。

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